金子かずお議会報告・一般質問から。
前号に続き小田城址についてを掲載いたします。
史跡・小田城について(2)
質問・金子かずお議員
先ほども述べましたが、史跡小田城址の保存整備については、文化財保護法による文化財を守り後世に語りつぐこの使命もあります。
一方で、都市計画法により建設可能な地域にもかかわらず規制が行われたという二つの法の網に縛られた特殊なケースであり、全国的に注目されたというのは先ほどお話したとおりであります。
そこで、長い間かけて、文化庁と協議を重ねて、建てかえなどについても一代限りということでありますけれども、建てかえられるようになってきたということについて、あるいはさまざまな努力の結果、このような形になって、先ほど教育長が話をされたように、非常に重要な文化財としての価値のあるものだというふうになったことにつながるのではないかなということだと思います。
私は、これから今の話の中で、復元整備計画というのがこれから重要なことになってくるのかなというふうに思っております。
そこでお伺いしたいのですけれども、建物の跡とか、橋の跡とか、堀の跡とかいろいろ出てきておりますので、もう少しあの中の全体を頭の中に描いたときに、イメージ的なそういうものがもうちょっとお知らせいただければありがたいと思いますので、それについてもう一回お尋ねしたいと思っております。
答弁・柿沼宜夫教育長
現状は、成果のまとめから復元整備の 討に入った段階ですので、明瞭なイメージは描けておりませんが、あえて述べるとするならば、城址ですから、堀や土塁を復元したり、橋もかけるようなことになるかと思われます。
その先の小田城址の特長である本丸跡に池を持つ庭園につきましては、関東地方でも珍しい事例でありますので、重点的に整備すべきと考えるものの、どのような形になるかは、今のところ未定でございます。
貧困講座が開催される
「機会均等」「自己責任」「規制緩和」の名の下に、労働者の権利を守ってきた様々な規制が撤廃され、不正規雇用、低賃金、過酷労働が拡大し、「ホームレス青年」「ホームレス中年」「ワングプア」「ネットカフェ難民」などの言葉も生まれています。
貧困・過労死が深刻な社会問題化している現在、その根源に迫る問題点をテーマにした学集会が六月二十二日に土浦市内で茨城ユニオン、東日本NTT関連合同労働組合茨城支部、ネットワーク500の共同で開催されました。