つくば市議会議員 金子かずお


週刊・新社会つくば
2008年7月15日 第615号 発行:新社会党つくば支部

つくば駅前広場 バスセンター改修工事着工へ


6月定例市議会で、つくば駅前広場になるバスセンターの改修工事の入札が行なわれました。

つくば駅前広場・バスターミナルの改修工事について入札が行われ、二年後の三月に完成の予定で工事が進められます。

広場の整備にはユニバーサルデザインを生かした対応で工事が進みますが、階段付近にスロープ化を求めていましたが整備計画区域が狭く対応されていませんけど、階段付近近くにエレベーターが設置されるようになっています。

少しずつ主張している福祉の側からの取組みが進んできています。


県南医療福祉交流会が開催される 高齢者医療考える


県南地域医療懇話会 (桜井保之会長) は5日、土浦市内の国立病院機構霞ケ浦医療センターで「どうなる?高齢者医療」 をテーマに、 第二十三回県南医療福祉交流会を開催され、当日は一般市民や医療福祉関係者ら約150人が集まった。

交流会では、筑波大大学院人間総合科学研究科の大久保一郎教授が「後期高齢者制度の趣旨と高齢者医療を取り巻く環境」をテーマに基調講演を行いました。

主な講演内容は「国民医療費の国民所得比の上昇」や「説明不足と制度の複雑化」など背景と課題について触れた。

講演を受けて開催されたパネルディスカッションでは、日本プライマリ・ケア学会理事で烏山診療所の今高国夫院長、県保険医協会副会長で宮崎クリニックの宮崎三弘院長、在宅介護者の会の滝野嘉津子さんが、それぞれの立場から意見を述べた。

滝野さんは「高齢者も人間。尊厳を平等に。医療と介護、社会保障費の削減はもうやめて」など実父の介護経験からの訴え、宮崎院長は後期高齢者医療制度に賛成する立場から「問題はあるが 『かかりつけ医』 機能の活用 医療連携などを十分に活用していけば有効な制度だと考える」などと話した。

今高院長は「地域の主治医が中心的な役割を担う全人的対応、生活支援となるプライマリ・ケアの視点が、今後の高齢者医療には必要」と考えを述べた。

参加者を交えた意見交換会では、制度や国の姿勢をめぐって批判を中心に意見が相次ぎ、関心の高さをうかがわせた。

パネルディスカッションの司会を務めた、つくば高齢者問題研究会顧問の室生内科医院の室生勝院長は「制度が今後どうなるか、国民が注視していく必要があるとし、普段疑問に思っていることがあれば、これを機に医療機関などにどんどん質問していくべき」と交流会を締めくくった。


つくば市長・議員選挙日程決る


市選挙管理委員会では十月二十六日を市長、議員の選挙投票日と定めました。

皆様方にお世話になり議会活動も二十四年目を迎え、引き続き奮闘をしてまいりますので、ご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。




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