つくば市議会議員 金子かずお


週刊・新社会つくば
2008年9月2日 第621号 発行:新社会党つくば支部

開催されている9月議会


先月の二十七日に開会した市議会は、五日、八日、九日の三日間に一般質問が行われます。

今回の質問通告者は十四名の議員であります。

金子かずお議員の一般質問内容は下記のとおりであります。

金子かずお議員の一般質問内容

◎新市建設計画について

質問主旨・・・つくば市及び茎崎町合併協議会によるつくば市・茎崎町合併まちづくり計画が作成され、市政二十周年「合併とつくば」その歩~自立都市をめざして~に引き継がれていると認識しているが、計画では合併後十年間と定めている。

これまでの経過と結果及び終結に向けた方向性について。

◎特別支援教育について

質問主旨・・・特別支援教育と特別支援教育支援員の役割と支援、特別支援教育支援員の配置に必要な経費、特別支援教育支援員の配置内容について。

◎後期高齢者医療制度について

質問主旨・・・後期高齢者医療制度の混乱が続いていると聞きますが、背景として分かりづらいシステムになっているとも指摘されているが、市における対応はいかがか。

また、県後期高齢者医療広域連合が保険料の軽減措置を決めたが、具体的内容について。

◎景観、自然、歴史、文化を生かした街並みの改修について

質問主旨・・・風景街道など歴史が語る自然の街並みを活用した周遊ルートの観光振興に必要な街並み整備や保全についての支援策を考えてはいかがか。


市民要望の実現 ラブホテル規制条例が提案される


市内は風営法に基づく茨城県条例でラブホテルの建築は認められていませんが、風営法に抵触しないホテルが増加している傾向にあるといわれています。

つくば市ではこれまでにテクノパーク桜付近の地区で建設計画があり、周辺住民やPTA関係者による反対運動があった。


福祉の充実と住みよい町づくりをめざして 金子かずお


つくばエクスプレスの市内四駅の開発も進みますが、都市づくりと地域生活環境との調和が難しくなる心配があります。

つくば駅周辺の整備は新たな局面を迎え、改修が2年後の3月を完成目標に工事が進んでいます。

広場の整備にはユニバーサルデザインを生かし、スロープ化は対応されていませんが、階段近くにエレベーターが設置されるようになり、車イス対応も一安心となりました。

数年前に談合入札情報などの問題発生に鑑み、議員有志で入札制度改革に取り組み、一般競争入札の拡大、電子入札制度の導入、入札対象枠の拡大など市当局に働きかけ成果をあげてきましたが、政策の後戻りのないよう、まだまだ監視の目が必要であります。

近年、多くの福祉行政の中から介護保険制度や障害者自立支援制度などが措置制度から保険制度に移行し、さらに、後期高齢者医療制度が四月からスタートしましたが、国民の怒りの声に、国は制度の根幹は変えず見直しを表明していますが、私はいったん廃止をして新たに高齢者医療の制度や保障のあり方を議論すべきと主張します。




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