つくば市議会議員 金子かずお


週刊・新社会つくば
2008年11月11日 第628号 発行:新社会党つくば支部

[金子かずお議会報告・一般質問から]
前号に続いて、同センターの管理体制に関する報告書が市に届いている状況が判明しましたので、改めて安全管理についての考えを質しました。市と研究所の安全協定の締結が実現しました。


産業技術総合研究所特許生物寄託センター事故発生後の管理体制について ②


質問・金子かずお議員
 産総研の関係でありますけれども、ここに産総研が出した文書の中に、平成二十年の三月十四日付の中に、確かに今、危険度の高いというようなことから書いて、信頼の回復に努めますというような形で、こういう文書が出ておるのですけれども、私から見たら、それはそれで結構なのですけれども、地域の皆さんに、説明会とか大々的にやったわけでありますから、最後の締めぐらいはやった方がいいのじゃないかなというふうに思っております。
 それだけ伝えておきたいなというふうに思っております。
 それと、私の議会質問の中で、産総研と協定書を、できれば締結していきたいというようなお話で答弁がなされていたわけでありますけれども、先般、そのことが報道されておりましたので、そのことについて伺いたいと思いますけれども。
細かく伺っていると時間がかかりますので、議長の方から配慮いただいて、後で協定書を配ってもらうことにして、骨子だけちょっと教えてもらえばというふうに思っています。

答弁・本位田拓市長公室長
 独立行政法人との包括的な協定として、つくば市として初めてのケースでございます。
 産業技術総合研究所とその協議を重ねてまいりましたが、このたび合意に至り、去る六月十六日に、相互協力に関する基本協定を締結いたしました。
 協定の具体的内容をかいつまんで申し上げますと、市民の安全安心にかかる情報の共有や、災害防止及び環境保全、科学技術及び産業の振興、学校教育及び社会教育の増進、市内大学や研究機関との連係など、6項目の推進事項について、互いに連係協力し、市民の良好な生活環境を確保し、地域社会の持続的発展に資すること、といたしております。
 今後、双方からなる連携推進協議会において、推進事項の実施に向けた協議をいたしまして、個別協定の締結を進めてまいりたいと考えております。
 また、今回の産総研との協定を契機に、市内の独立行政法人と順次協定締結に向け協議してまいりたいと考えております。なお、協定書につきましては後ほど配付させていただきます。




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