つくば市議会議員 金子かずお


週刊・新社会つくば
2008年11月18日 第629号 発行:新社会党つくば支部

[金子かずお議会報告・一般質問から]

障害者センターのあり方について


質問・金子かずお議員
 地域活動支援サービス事業は、桜、豊里、谷田部、筑波、茎崎の障害者センターで行われ、児童デイサービス事業は、桜、豊里、茎崎の障害者センターで実施されております。
 いずれの施設も、待機者や人口増に伴う利用者数の増加に対応し切れていない状況が想定されます。
 これらを早急に解消させないと、利用制限につながりかねない大きな問題となります。 新庁舎の建設や、あるいは学校が廃校になったというようなことから、さまざまな市の施設の活用方法について議論が出されてきておりますが、私は、それらを活用しながら、総合的な障害者センターにしていくのも一つの案であると考えるものであります。
そのことによって、桜、豊里、谷田部、筑波、茎崎の障害者センターとの間に、きちんとした対応ができるセンター化方式になっていくというのも、一つの案かなと思っております。
 それらについて市の考え方についてお尋ねしたいと思います。

答弁・田川保健福祉部長
 障害者センターのあり方についてですが、地域活動支援サービス事業は、障害福祉サービスを補てんする事業で、創作的活動や生産活動、社会適応訓練事業などを通し、障害者の生活を支援しているものです。
 今後、待機者や利用者増が想定され、利用者の形態もさまざまでありまして、状態別クラス編成や創作活動、社会適応訓練事業における調整等が必要な状態にあります。 5ヶ所の障害者センターにおいて、利用者が選択可能な事業形態を協議して、最良な方法を模索してまいりたいと思います。
 現庁舎等の利活用につきましては、今後、検討委員会等が設置され、検討していくこととなっております。

質問・金子かずお議員
 障害者センターでありますけれども、障害者センターの形の流れはわかりました。先ほどの答弁の方は、全体でいうと、地域活動支援センターの構想のような感じがしてくるわけでありますけれども、それはそれで私は大変重要な形態だというふうに思います。
 一元化、あいはセンター化していくというのは、それぞれの考え方によって違いが出てくると思いますけれども、解決しなくてはいけない課題も幾つかあるというふうに思っておりますが、それとあわせて、地域の福祉センターあるいは一括してできるセンター化方式という形態であるとするならば、児童デイサービスについてはどのようになっていくか、それだけ伺いたいと思っております。

答弁・田川保健福祉部長
 児童デイサービス事業は、桜、豊里、茎崎、3カ所の障害者センターで実施しておりますが、地域活動支援サービス事業同様に、5カ所の障害者センターにおいて拡充して対応できるように調査研究をしてまいり、良い方向性を目指したいというふうに考えております。




(c) Kaneko Kazuo 2008-