つくば市議会議員 金子かずお


週刊・新社会つくば
2008年12月09日 第632号 発行:新社会党つくば支部

つくば市議会 十二月定例議会が始まる


新議員で構成された、つくば市議会の定例議会が三日から始まりました。

十二月議会の金子かずお議員の一般質問は次のとおりであります。
①定額給付金について。
②県立つくば養護学校の入学&在校生の増加に伴う市の考えについて。
③保育所の待機児童について。
④通学路の安全対策について。
⑤障がい者福祉について。


つくば環境と人権のための市民会議で 理化学研究所筑波研究所を市民査察


つくば環境と人権のための市民会議(中嶋スミ子代表)は十一月十四日、独立行政法人理化学研究所(理研)筑波研究所に対する市民査察を実施しました。

住宅地に危険施設

同研究所はP4という極めてバイオハザード(生物災害)の危険性の高い実験施設を擁しており、約25年前に住宅地にこのような危険施設を建設することに反対する市民の声を無視して強行されたもので、建設以来、市民による安全確認のための査察が続けられています。

P4施設は長期不使用

理研では現在、バイオリソース(生物遺伝資源)センターとして6つの開発室、5つの開発チームなどを機能させていますが、P4施設は長期にわたって使用していないとのことは周知のとおりでありますが、見学者の見学用に使われている状況であります。

実際に使用するとなると整備費だけで数十億円かかり、一年程度の準備期間が必要になるだろうと述べていました。

行政にも働きかけ

しかし、P3施設は現在も稼動中で、実際の実験はP2レベルとのことですが、危険性の高いものであることは間違いありません。一昨年の査察以降、事故は一切ないとのことですが、行政によるチェックを強化するためにも、市民の査察は重要です。

つくば環境と人権のための市民会議や地域住民の働きかけで関係者や行政で構成している安全委員会を設置して基準を上回る研究等に対して協議の場も設けている。




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