つくば市議会議員 金子かずお


週刊・新社会つくば
2009年1月27日 第638号 発行:新社会党つくば支部

[金子かずお議会報告・一般質問から]

小型風車がほとんど発電しない問題について金子かずお議員は一般質問で早稲田大学との間で裁判となっている状況を踏まえて、市の今後の方向性について執行部を質したことを前号に続いて報告をします

小型風車問題について②


答弁・柿沼宜夫教育長

その後、学校ではどのように教えてきたかということについて申し上げます。

風車を設置した多くの学校では、計画したようには発電、作動しなかったことは残念でしたが、全国に先駆けて、つくば市のような取り組みをしていくことが、地球環境を守る上で大切であることを教えているとの報告を受けております。

また、風車をきっかけに、自然エネルギーを利用して発電等のエネルギーに変換していく仕組みや種類について深く学習するよい機会となりましたと。さらに、道徳などの時間の中で話し合い活動もし、新しいことに挑戦することの大切さ等について考えていくよい機会となった学校もありました。

理科や総合的な学習の時間において、ほとんどの学校が環境学習を実践しており、環境やエネルギー問題に対する児童生徒の関心はかなり高まっております。その結果、節電に積極的に取り組んだり、スリーアールに積極的になったり、牛乳パック回収量がふえたなどという効果を出した学校もありましたという報告を受けております。

今年度は、市内全小中学校において、環境教育の実践として、地域、学校、環境改善運動であるIEC運動に取り組んでまいります。

同時に、市においても、環境モデル都市に立候補し、環境教育における人材育成が推進の柱の一つでありますし、各学校においては、教育計画を見直し、環境教育の一層の充実を図ってまいります。


質問・金子かずお議員

風車の問題でありますが、裁判の中でも、環境行政について、やりとりがあったのかどうかということはわかりませんけれども、この風車のことについて、教育委員会は、企画の段階からどのようなかかわりがあったのか、それだけお尋ねしたいと思います。


答弁・柿沼宜夫教育長

私は、学校内に風車が設置されてからの教育長でありますので、その段階から、科学教育あるいは理科教育、エネルギー教育等に積極的に実践していこうと、各学校に推奨してきたということでございます。


質問・金子かずお議員

風車の問題については、そういう形で動議つけだというふうな形で、教育長の答弁をそのままお預りさせていただくということにしたいと思います。


労働組合で旗開きが開催される


労働組合の旗開きが各単組で開催されてきています。

金子かずお議員はこの間、国労水戸地本、学研労協、茨城ユニオンなどの主催の旗開きに参加をし、激励と連帯のあいさつを行ないました。




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