つくば市議会議員 金子かずお


週刊・新社会つくば
2009年3月24日 第646号 発行:新社会党つくば支部

つくば市議会 定例市議会が終了


つくば市議会三月定例議会は二月二十七日に召集され、三月十九日に閉会をしました。

三月議会は新年度の一般会計(約六七二億円)や七つの特別会計、二つの事業会計の予算案が提案され、総括質疑を経て各常任委員会で審議が行われ十九日の最終日に賛成多数で採択された。

三月定例議会には市長から新年度施政方針が提案され、十日に開催された議会で5会派から代表質問が行われた。小会派の金子さんは出来ません。

一般質問は十六名の議員が登壇して市政一般にわたり質問を行った。また、議案質疑は金子議員を含め五人の議員が質疑を行った。

金子かずお議員は下記の一般質問を行いました。

①施政方針から、雇用問題と都市基盤の整備の老朽化、市民意識の違い、地域格差などについて。
②国際交流について。
③高齢者対策について。
④ユニバーサルデザインの基本方針の対応について。
⑤つくば養護学校について。
⑥新庁舎建設と現庁舎の活用について。


中学校・小学校で卒業式 並木中と桜南小に来賓で出席


金子かずお議員は十日に行われた並木中学校の卒業式と十九日に行なわれた桜南小学校の卒業式に来賓として出席し、卒業を祝福した。

今年三十周年を迎えた並木中学校では百四十七名の生徒が卒業式を迎え、生徒は元気に新たな道に進む決意で巣立っていきました。今年の生徒を加え三十年間に五五六五名の生徒が卒業しています。


人として生きるために


茨城ユニオン、ネットワーク500、NTT関連労働組合茨城支部の3団体共催による新春講演会と交流会が土浦市内で開催されました。

一部の講演会は、「外国人労働者の派遣、派遣労働者の実態」を演題に、ネットワーク500の元代表の丹野清秋さんのご子息で首都大学東京准教授の丹野清人さんが講演しました。

講演内容の一部を紹介します

日本は外国人労働者の入国を原則的に認めず、例外的に専門職を認め、研修生を労働者ではないとして、日系人を地位又は身分によるとして認めています。

いま日系ブラジル人の派遣切りは、より安い賃金の研修生にとって替わられ、他方で偽装請負も復活・拡大してきています。

企業の中で、労働者が人間として扱われず部品として扱われ、派遣、請負の人がいなければ仕事がまわらない状態になってきているということが言われていました。

これから人としての権利、働く場所の権利をどう確立していくかではないでしょうか。等々が話されました。

二部の交流会では、参加者全員の自己紹介を含む1分間スピーチで大いに交流し、豪華な景品を揃えたビンゴゲームで盛り上がり、楽しいひとときを過ごし、これからの奮闘を確認しあいました。




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