つくば市議会議員 金子かずお


週刊・新社会つくば
2009年4月21日 第649号 発行:新社会党つくば支部

金子かずお議会報告・一般質問から

新型インフルエンザの対策は


質問・金子かずお議員

新型インフルエンザの対策は、国や県でガイドラインが策定され、茨城県でもマニュアル化が進み有事の際の保健所や医師会、消防など、医療体制や医療機関が連携し、対策が示されていますが、つくば市の体制や役割について伺いたい。

答弁・太田佳克教育委員会事務局長

新型インフルエンザが発生した場合の医療体制についてですが、発熱電話相談センターの設置、発熱外来診療医療機関と入院治療協力医療機関などの医療体制の整備については、県の役割となっております。

しかし、指定医療機関が破綻した場合の市の役割につきましては、臨時の医療場所として公共施設などの提供、看護職などの専門職員の協力などとなっております。

質問・金子かずお議員

インフルエンザは、発症した場合の入院治療の機関が県内にも相当数あると聞くが、どのような状況になるのか、お尋ねしたい。

答弁・太田佳克教育委員会事務局長

市内の入院治療協力医療機関の現在の体制につきましては、感染症指定医療機関であります筑波メディカルセンター病院、結核病床を有する筑波学園病院、つくば市立病院の3医療機関となっております。


保育所の待機児童について


質問・金子かずお議員

児童を取り巻く状況や保育需要も多様化し、課題の整備に対応していくことが求められています。

つくば市では、児童福祉施設の充実について基本政策の中で方針が示されていますが、保育所ではゼロ歳児、1歳児、2歳児で多くの入所待ちの子供たちがいます。入所待機の実態とその解消策や対応について伺いたいと思います。

答弁・田川啓次保健福祉部長

保育所の待機児童数は、十月1日現在八十七名です。特徴としましては、ゼロ歳児から2歳児が八十四名、3歳児から5歳児が三名となっております。また、待機児童は吾妻保育所や二の宮保育所など学園地区に多くなっております。待機児童の解消策としましては、民間活力の導入はもとより、学園地区周辺部の公立保育所の受け入れ枠の拡大など対応に努めてまいります。

質問・金子かずお議員

保育所の待機児童の関係でありますけれども、毎年毎年、少しずつ新設や建築変更などが出されているわけでありますけれども、その辺の状況についてもう一回お尋ねしたいと思っております。

答弁・田川啓次保健福祉部長

保育所待機児童の解消策としまして、ご指摘のありましたように、周辺部の公立保育所において低年齢児の受け入れ体制について検討していきたいと考えております。

この質問は田川保健福祉部が在職していた時の議会答弁で、現在は退職しています。




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