つくば市議会議員 金子かずお


週刊・新社会つくば
2009年4月28日 第650号 発行:新社会党つくば支部

金子かずお議会報告・一般質問から

通学路の安全対策について


質問・金子かずお議員

小学校や中学校の児童生徒が安全に通学できる環境を整備してほしいという声は、議会でも頻繁に論じられております。

市内の児童生徒は、学校によって大きな道路を渡る場合もあり、また歩道のない狭い道を通る場合もあります。

それぞれの通学路には、危険箇所が事前に把握できる場所もあれば、いつ危険な場面に遭遇するかわからない場所等さまざまであります。市内における状況について伺いたいと思います。

答弁・太田佳克教育委員会事務局長

学校の通学路につきましては、保護者が学校に申請し、学校が安全であることを確認して承認しているものでございます。

通学路は、児童生徒の安全を何よりも優先しなければなりません。通学路の安全対策としましては、教育委員会では、県の土木事務所、警察署、つくば市道路課、生活安全課と連携し、通学路の安全点検を毎年実施してまいりました。

また、各学校においては、児童生徒への安全指導及び地域と連携して啓発活動に努めているところでございます。そして、危険箇所等を把握しましたら、関係各課及び関係機関に連絡し、改善策を要望してまいりたいと思います。

質問・金子かずお議員

全体的には先ほどの答弁ではないかと思います。

例えば桜南小学校を一例に挙げると、そこでの話とかいうものについてはどのような状況になっているのか、お尋ねだけしたいと思っております。

答弁・太田佳克教育委員会事務局長

桜南小学校の状況についてお答えいたします。

桜南小学校区の通学路の安全点検については、平成十六年度に行っておりますが、その中で、桜ニュータウンからの通学路に関して、市道に関する4件の要望事項が学校から出され、それぞれ担当課が対応しておる状況です。

危険箇所の把握につきましては、学校あるいはPTAも安全点検を実施しておりますので、わかっております。その中で、総括的な安全点検をする前に新たに危険箇所が見つかった場合は、学校、PTAから個別に改善要望書を関係部署に提出していただくことになろうかと思います。


安全・安心調査特別委員会で通学路に関する調査を実施する


金子かずお議員が所属する「安全・安心調査特別委員会」では、市内の小・中学校五十一校に通学路に関する調査を依頼し、学校で危険箇所と確認している場所を報告してもらった。(未回答四校)

また、例年土浦土木事務所、つくば市学務課・道路課・生活安全課による通学路の点検が地域的に行なわれている。




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