つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2010年2月2日 第687号 発行:新社会党つくば支部

つくば市議会 議員研修会が開かれる


つくば市議会の21年度議員研修会が26日市内の会場で開催されました。

昨年の総選挙で政権が変わり、新年度予算を決める通常国会が開会されたが、鳩山首相や小沢民主党幹事長等による政治と金の問題が衆・参の予算委員会で追求が行なわれています。

中央の政治状況や事業仕分けなどにより地方自治体の財政にも与える影響も大きい国の予算審議であり、それらの経緯を踏まえ、つくば市政の22年度予 算内示も2月15日に行われますが、それに先立ち市議会の21年度議員研修会が26日に前筑波学院大学学長の門脇厚司筑波大学名誉教授を講師に開催された ものです。

講演では「地域活性化の条件と議員の役割」と題して、地域を活性化するための取組みなどが提起された。

地方分権時代における地域活性化の条件について、市民一人ひとりができることを地域のために進んでやること、子どもも市民、議員も市民、協働がキィ・ポイント。

議員は主たる役割を果たす立場にある、その立場を生かし、地域に人的ネットワークを作り学習して汗を流すこと。


同じ地名の表記の縁で・・・・・
つくば市北条地区と新潟県柏崎市北条地区の交流が始まる


「お互いの地域振興に役立ちながら災害時には助け合う」ことを目的に交流を始めるとして、この程、その第一歩として柏崎市から「北条地区コミュニ ティー振興協議会」(柏崎市の北条は=きたじょう=と読む)が市内北条地区の「北条街づくり振興会」と交流会を開き意見交換を行なった。

この両地区を引き合わせたのは防災科学研究所防災システム研究センター・災害リスク情報プラットフォーム研究プロジェクトの長坂俊成リスク研究グ ループ長で、長坂さんは地域防災について研究しており、中越沖地震後の分析で、大きな災害が起こった時には災害特性が違う地域間の相互援助が大切だと考 え、今回の交流を提案していた。

交流会は地域コミュニティーの核である商店街の賑わいを取り戻すために07年9月に地元商店主や地域住民、筑波大学教授、学生らが参加して、明治初 期の建物を改修した「北条ふれあい館・岩崎屋」で開催され、北条街づくり振興会の坂入英幸会長から、かつての市を再現した「北条市」や宮清大蔵で実施され た音楽祭、北条米を使った「北条アイスクリーム」などの取組みや活動を紹介した。北条地区コミュニティー振興協議会の江尻会長は自らの組織が柏崎市にある 公設民営の自治組織の一つであり、震災の教訓から、自主防災組織や災害時要援護者台帳の作成などに取り組んでいることなどが報告された。

岩崎屋での交流会後に北条地区を北条街づくり振興会会員の皆さんが案内をし、今後も自然の流れで交流を深めたいとしている。

金子かずお議員も新潟県の出身と言うことで長坂俊成さんからお誘いを受け、当日は北条地区コミュニティー振興協議会の皆さんと岩崎屋でお会いし短時間でしたが交流を深めました。




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