つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2010年2月23日 第690号 発行:新社会党つくば支部

百里初午祭が開かれる


航空自衛隊百里基地内に「くの字」残る民有地「百里平和公園」で十一日、恒例になっている初午祭が多くの参加者で開催されました。

初午祭は基地反対闘争の一環で取り組まれており、基地の飛行機誘導路を「くの字」に一坪運動の土地にあり、反対運動のシンボルの一つとして稲荷神社の祭りとして開催されており「百里平和公園」で1958年から毎年開催されている。

初午祭の当日は風も有り寒い日でありましたが、百里平和公園では参加団体や個人による販売店も開催され、県内外の平和運動に係る団体、個人が大勢集まり、基地反対と平和への誓いを新たにしました。

今年の初午祭は日米共同訓練が先月末から今月始めまで百里基地でくり広げられていたこともあり、参加団体から「開催された日米共同訓練反対」や「民間・軍用共用反対」「基地強化反対」などの声が上げられた。

百里基地反対同盟の梅沢優さんは「空港には二つの会社の定期便が就航するが、利用客が少なくなれば撤退することになる。そうすれば滑走路はいずれ自衛隊や日米共同訓練の場の提供になる」と話している。

政党からは共産党、社民党、新社会党が参加し金子かずお議員が新社会党の代表として連帯の挨拶をした。


つくば市 新年度一般会計予算案を示す


平成22年度一般会計予算案が開催された15日の議会全員協議会に概要が示された。

それによりますと、歳入では個人市民税では人口増に伴い2億628万円の増額、法人市民税は景気低迷の影響で2億6,259万円の減額、固定資産税 は新築家屋の増加等で4億3842万円の増額、軽自動車税も登録台数の増加で2,074万円の増加、たばこ税は売り上げの低迷で2,263万円の減額など の状況となり、前年度対比1・1%、4億542万3千円の増加となっている。

一方、投資的経費は、新庁舎建設、つくば駅前広場整備、つくばセンター広場整備、大曽根住宅建設事業、健康づくり拠点整備事業等が終了したが、引き 続き春日小中学校新築工事、児童福祉施設整備事業、小学校増築工事、老人福祉施設整備事業、公園整備事業、金田遺跡用地購入、地球温暖化対策事業など新た に計上されている。

また、つくば市単独事業のTX関連区画整理基本事業や春日小中学校用地取得償還金、道路新設・改良事業、排水路整備事業、農道整備事業、カピオ建物取得償還金などが計上された。


一般会計予算案は641億1800万円

平成22年度つくば市の一般会計予算案は641億1,800万円で前年度対比4・6%の減額で、国民健康保険特別会計169億9958万6千円、下 水道事業特別会計92億1,495万7千円、後期高齢者医療特別会計11億9,157万2千円、介護保険事業特別会計86億4,151万5千円などの特別 会計を合わせて1,001億6,969万円の計上となった。

新規の主要事業では、子ども手当支給事業や茎崎第一児童クラブ室建設事業、など、

さらに、民間保育所の運営・施設整備、健康診断事業、老人福祉施設整備事業、生活保護対策事業などが増額計上されている。




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