つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2010年4月27日 第698号 発行:新社会党つくば支部

障がいのある子ども達の支援


特別支援学校・支援学級の過密

学習障がい(LD)や注意欠陥多動性障がい(ADHD)、高機能自閉症など、学校での学習や日常生活の面で特別な教育的支援を必要とする児童・生徒が通常学級に学んでいます。

その数値は六十数万人と言われ、通常学級に在籍している割合は6%程度という調査報告があります。

それらの子どもへの教育をふくむ特別支援教育が2007年から始まり、特別支援教育に対応する体制が支援員の配置などの取り組みで進められてきています。

しかし、障がいのある子ども達の学校では、事業に使う教室が足らない状況が続いている報告がなされています。

ある地域の特別支援学校では、今年は音楽教室を教室に転用しました。など学校規模からも、もう限界ですと話され、近年では、特別支援学校や特別支援学級、通級指導学級に通う子どもが急増していると報告されています。

つくば市内には、県立土浦養護学校の過密対策、また県立下妻養護学校の通学距離緩和対策として、市内玉取地区に県立つくば養護が新設されてきていま すが、開校後間もなく児童生徒の増加で同じような教室不足が生じてきていますが、つくば市内からも多くの児童生徒が特別支援学校(つくば養護学校)に通学 していますので、最良の教育環境を築き上げたいと思います。

市では今年も特別支援教育の現状に合わせ特別支援員を配置して対応を進めていますが、学校関係では児童生徒数の基準日を5月1日と定めていますので、現状等については調査中でありますので調査終了の後日に報告をします。


茨城ユニオンの団結花見会


茨城ユニオンの団結花見会が四月二日、牛久シャトーで行われました。

今年に入って三つの争議が連続して勝利解決し、当該の組合員は闘争支援へのお礼とともに、組合の団結の重要性を強調するなど、さながら闘争勝利祝賀会のように大いに盛り上がりました。

嵐のような天候も夕方にはおさまり、乾杯を繰り返し、交歓を深めました。


講演会の案内


障がい者差別禁止法の学習会

つくば自立生活センターほにゃらの主催で、障がいを持つ人の教育の現状から差別禁止法について考える集いが開催されます。

後援:つくば市福祉団体等連絡協議会
日時:5月20日(木)午後1時半から
場所:イーアスホール




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