つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2010年5月18日 第700号 発行:新社会党つくば支部

東海村を行政視察する


金子かずお議員が参加している自治体政策研究会では、この程、東海村行政視察が行われ、議会運営や障害者福祉政策などについて説明を受けました。


原発に膨大な国家資金が


東海村は日立市、那珂市、ひたちなか市に境界を接し、人口約三万七千人、日本で初めて原子の火をともした村、そして十年前に初の臨界事故(JCO)を引き起こしたのもこの東海村です。

原子力の平和利用、地球温暖化対策の切り札として喧伝されている原子力発電ですが、その陰で膨大な国家資金が注ぎ込まれています。

東海村の財政は2009年度で一般会計が184億円で、しかも、村民税が十四・四%、固定資産税が四十四%を占め、村債は六・八%程度です。


議員定数は二十人


議員定数は現在二十人、議会事務局は四人プラス嘱託職員一人の構成です。

特別委員会としては、各年度の予算、一般会計決算、特別会計決算の特別委員会の他、原子力問題調査特別委員会、ひたちなか地区問題調査特別委員会、自治基本条例調査特別委員会があります。


一般質問は一問一答


一般質問は一問一答方式と一括質問方式の選択制で、ほとんどの議員は一問一答で行っているとのこと。

質問時間は三十分、回答時間は無制限で、平均一人一時間程度だそうです。

代表質問は第1回定例会(予算審議する三月議会)のみ実施し、質問時間は三十分プラス会派の議員数×5分で、上限は六十分とのこと。

県下一の福祉のまちづくり東海村は比較的恵まれた財政の基に、福祉政策に重点的に取り組み、「県下一の福祉のまちづくり」をめざしてきています。

介護保険利用者負担軽減2009年度予算の重点施策として、後期高齢者サポート事業(保険料負担半分軽減、上限1・5万円)、介護保険利用者負担金 軽減措置(一割負担の七十%を村が助成)、妊産婦医療制限撤廃(すべての診療対象と所得制限廃止)、中学校まで医療費を無料化、9月補正で新型インフルエ ンザワクチンの優先接種対象者(高齢者除く)への接種無料化、など先進的な事例が続きます。


東海病院の院内保育も


2010年度はさらに、高齢者医療費負担の軽減と保育料の軽減策、幼保一元化、不妊治療費の助成、東海病院の院内保育、などを検討しているとのことでした。


総合福祉センター「絆」


東海村総合福祉センター「絆」、総合支援センター「なごみ」を見学。総合福祉センターは延べ床面積6536㎡の中に、高齢者、児童、地域福祉、障害者、保健、の5センターが配置され、風呂や機能回復プール、食堂、喫茶室も備わり、村外からの利用者も多いとのことでした。




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