つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2010年6月1日 第702号 発行:新社会党つくば支部

[金子かずお議会質問・一般質問から]

文化財の展示施設について


質問・金子かずお議員 

桜総合体育館の隣にある桜歴史民俗資料館や谷田部保健センター三階にある谷田部郷土資料館などの文化財展示施設については、施設と史資料の活用を図るとして、それぞれ別途に維持管理がなされてきています。

つくば市内には国指定や県指定の文化財も多く、さらに市の指定文化財も数多くありますが、現在の桜歴史民俗資料館や谷田部郷土資料館などの文化財展 示施設等を見る限り、郷土の歴史と文化に関する知識と理解を深めてもらうためには現在の展示施設における状況で十分とは言えないと考えます。

新庁舎が完成すると桜地区の市民窓口センターが桜歴史民俗資料館に移るとされていますが、窓口手続きの合間に地域の歴史民俗などに触れる機会が出来 るのは良いことと感じますが、統合さえすれば良いと言う意味ではありませんけど、郷土の歴史や地域の生い立ちが統一的な施設で目に触れる機会ができると言 うことも意味あることと考えます。

つくば市として今後の文化財等の展示施設について施設と史資料の活用を図るとしているが考え方を伺いたい。


答弁・教育委員会事務局長

つくば市には,旧桜村の出土品や民俗資料を所蔵・展示する桜歴史民俗資料館,谷田部藩や飯塚伊賀七関係の資料を所蔵・展示する谷田部郷土資料館,市内全域の発掘調査出土品類の所蔵・展示や調査を行う出土文化財管理センター等があります。

各施設とも,それなりに特徴はありますが,小規模で分散しており,常設展示も変わっていないため新鮮味が無く,来場者数も低迷している状況です。

そのため,そこに行けばつくば市がわかるというような施設が無いことは,課題点として十分認識しておりますので,今後の状況を見据えて検討していきたいと考えています。


質問・金子かずお議員

これまでにも文化財の調査や保存、活用、また指定文化財の維持、管理、普及活動、更に市史編纂などの事業に取り組んできていますが、郷土の歴史と文化に関する知識と理解を深めてもらうためにも大変重要なことであると考えられます。

現在、進められてきている史跡小田城跡の調査、さらに中根・金田台地の開発に伴う史跡調査もありますが、文化財展示施設の構想については期待をしていきたいと思います。

今後の状況を見据えて検討していきたいという答弁でありましたので、内部協議に期待を表明をしておきます。


6月定例議会が開催中


つくば市議会

先月の6日から新庁舎で業務が開始されていますが、議会も6月定例市議会から新庁舎の6階で開催されます。

民主党の今井孝議員が会派を抜け「活力ある日本を創る市民会議」を結成しましたので、つくば市議会では新会派が新たに結成されました。


会派は下記の通り

・親政の会 七名
塚本 洋二
大久保 勝弘
木村 倉ノ助
市川 三郎
塙豊 光
矢口 一雄
塩田 尚
・つくば市民政策研究会 六名
古山 和一
吉葉 茂
安井 茂
高野 進
柳沢 逸夫
須藤 光明
・つくばクラブ 五名
松岡 嘉一
飯岡 宏之
鈴木 富士雄
久保谷 考夫
石川 千之
・公明党 四名
山本 美和
浜中 勝美
馬場 治見
小野 秦宏
・民主党 二名
五十嵐 立青
田宮 直子
・日本共産党 二名
田中 サトエ
橋本 佳子
・つくば・市民ネットワーク 二名
永井 悦子
瀬戸 裕美子
・新社会党 一名
金子 和雄
・ネクストつくば 一名
星田 弘司
・愛してる・つくば 一名
ヘイズ ジョン
・活力ある日本を創る市民会議 一名
今井 考

◎控室の使用については、一名の四会派は四人で一つの控室を使用です。




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