つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2010年8月17日 第713号 発行:新社会党つくば支部

[金子かずお議会報告・一般質問から]

つくば市の福祉・教育政策について


質問・金子かずお議員

つくば市のあらゆる計画策定の基本は「つくば市総合計画」に位置づけられており、基本計画から実施計画と進み、その計画を政策として実現させ市民生活の向上に反映させていく、あるいは結びつけていく努力がなされてきています。

今回、質問する福祉の政策や教育の政策も同様なことでありますが、さらに市民からや政策の必要な立場からの提案提言等を具現化していくことも大切なことであります。

つくば市も人口が21万人を超え、つくばエクスプレスの乗降客も当初予定を大きく上回り人の流れもあり、国内外の各地から転入者も増え、「新たなつくばの幕開け」と位置づけ「健康で健全なまちつくば」の実現を目指すとしています。

そのような状況の中、市政にたずさわる職員は、さらに多様化する地域ニーズに対応していくため研修や学習を通して知識を高めていくことが大変重要になります。

そのような中で福祉行政の需要について、どのように現状把握をして対応していくのかが重要になり、地方主権と言われ、自治体の力量が問われる時代となります。

幼児教育や保育行政についても多様化した労働状況や都市化等による新たな市民ニーズなどについても多様な要望が多くあります。

このような都市化に伴う現状認識について、また、児童福祉施設についても子育て支援など市民のニーズが高まってきていますが現状認識について伺いたい。

答弁・保健福祉部長

子ども、子育て支援の現状につきましては、平成20年度、21年度に「次世代育成支援対策行動計画・後期計画」を策定する中で、市民ニーズ調査を行いました。

七割以上の市民から「子育てしやすいまち」という評価を得ておりますが、保育所待機児童の解消や放課後の子どもの居場所づくりなど、様々なニーズへの対応も課題となっております。

児童館につきましては、県内の児童館の三分の一がつくば市にあり、県内の他市町村よりも進んでいる現状であります。

また、障害のある子どもたちへの対応につきましても、保育所、児童クラブで加配職員を配置し、対応しております。

さらに、子育て支援サービスの中核的な拠点となる「子育て総合支援センター」を建設しており、今まで以上に子育てしやすい環境作りに努めております。

児童福祉施設につきましたは、「児童福祉施設適性化配置計画」に基づき、計画的に配置してまいります。

今後も、安心して子どもを生み育むことができ、その家庭らしい子育てができるように、「次世代育成支援対策行動計画・後期計画」に基づき施策を推進してまいります。

質問・金子かずお議員

新しく建設している「子育て総合支援センター」の内容について伺いたい。

答弁・保健福祉部長

子ども支援政策を充実させ、安心して生み、育てることができるまちづくりを推進するため、中核となる拠点となるもので、子育て親子の交流の場の提供、講座など子育て家庭の成長を支援してまいります。
(旧桜庁舎前に建設中です)




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