つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2010年8月24日 第714号 発行:新社会党つくば支部

非核平和都市宣言・20周年記念


つくば市で平和パネル展を開催する

つくば市では平成2年に核兵器廃絶と恒久平和を祈念し、非核平和都市宣言を行ないました。

非核平和都市宣言から20年目を迎える今年を記念して、ヒロシマ・ナガサキ原爆パネルを広島・長崎両市の原爆資料館から借用しパネル資料展を8月11日から18日の期間で市民ギャラリーにおいて開催された。

また、同時にDVDによる「私たちが伝える被爆体験」の上映と「平和へのメッセージ」も紹介された。

18日には夏休み特別企画として戦時中の食事と現代の比較で「すいとんを作ろう」の企画が計画され、親子による「すいとん」作りが行なわれた。


つくば市は「ヒロシマ・ナガサキ議定書」署名をしています


つくば市は、全世界で4,000近い自治体が参加する「平和市長会議」に加盟し、2020年までの核兵器廃絶の具体的な道筋を示した「ヒロシマ・ナガサキ議定書」に、平成22年4月に署名を行なっています。

市の事業の一環で、今年も平和の尊さ、大切さを継承する事業として、長崎市で開催された原爆犠牲者慰霊平和祈念式典やピースフォーラムに中学生が平和大使として参加をしてきています。

今年5月に国連本部で開かれた核不拡散条約再検討会議で189か国が参加し「核兵器のない世界」の実現に大きくスタートが切られました。

核廃絶を大きくアピールすることや原爆の悲惨さと平和の大切さを語り継ぐことがさらに重要となります。

今回、非核平和都市宣言を記念して開催されたパネル資料展の試みはそのような立場からも重要な事業であります。


8・15平和の集い今年も開催されました


毎年恒例の8・15平和の集い(助川弘之実行委員長・元土浦市長)が15日に土浦市民会館で開催されました。

1986年に発生したチェリノブイリ原発事故後に癌の症状が急増し始め、現在も成人層に甲状腺癌が増えていると報道されています。

今回の「2010平和に集い」は、原発事故発生当時に近隣の消防署に勤務する青年が消火に借り出され、若夫婦に降りかかった想像を絶する体験を基にして、講談師の神田香織さんによるオリジナル講談「チェリノブイリの祈り」として公演されました。


茎崎地区の通学路危険箇所調査点検


安心・安全調査特別委員会

今回の調査特別委員会は、茎崎地区の小・中学校区を中心に危険箇所の点検を実施した。

茎崎第一小学校区内では牧園地区の交通量の多い交差点付近、菅間地区では道幅の狭い地域、高崎十字路では横断歩道手前の待機地不足、大井地区などでの歩道のない地区など学校関係者の説明を聞きながら関係機関の職員と解決策を探った。

茎崎第二小学校区内、茎崎第三小学校区内、高崎中学校区内、茎崎中学校区内においても危険箇所や改善箇所を学校関係者の説明を受け関係機関の職員と解決策を探った。




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