つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば | 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2010年11月9日 第724号 発行:新社会党つくば支部

[金子かずお議会報告・一般質問から]

つくば市の福祉・教育政策について


「学校図書館の現状認識・・」

質問・金子かずお議員

学校図書館は学校教育法において欠かすことのできない基礎的な設備であるとして、その健全な発達を図り、学校教育を充実することを目的といたしております。

さらに、学校図書館とは、小学校、中学校、高等学校において、図書、聴覚・視覚教育の資料、その他学校教育に必要な資料を収集し整理し及び保存し、これを児童または生徒及び教員の利用に資することで、学校の教育課程の展開に寄与する。

学校は学校図書館を設けなければならないとされており、学校には学校図書館の専門的職員として司書教諭を置かなければならないとなっております。

そういう状況の中での学校図書館の現状認識について、改めてお伺いをしたい。


答弁・教育委員会事務局長

学校図書館の現状認識についてでございますが、学校図書館は心を育てる読書センターとして、また、学習を支える情報センターとして果たす役割はますます大きいものとなっております。

教育委員会では、学校におけるさまざまな読書活動の推進のため、蔵書の管理や貸し出し、修理や図書の紹介などの業務を行う補助員を市内全小学校へ配置しております。

平成22年度は、20学級以上の11校には年間135日、20学級未満の26校には年間70日の配置を行っております。

補助員は、司書教諭の指示のもと各学校でとても意欲的に活動しており、児童の読書習慣の定着を図り、授業での図書館の利用を進めるなど、成果を上げております。


質問・金子かずお議員

答弁では、学校規模にあわせて配置基準で区分けしているということで、20クラスを境目ぐらいにということであります。

20クラスと19クラスで、1クラスだけ違って大きく区分けされるということについては、ものの言い方によっては配慮に欠けてくる部分もあるのかなと思っ ておりますけれども、それらについては柔軟な姿勢が求められるのではないかと思っておりますけれども、それらについてお尋ねをしたい。


答弁・教育委員会事務局長

図書館補助員につきましても、学級数の増減や読書活動の状況などに応じまして、柔軟に各小学校ごとに対応していきたいと考えております




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