つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば | 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2011年1月18日 第733号 発行:新社会党つくば支部

つくば市新春賀詞交換会が開かる


13日、つくば市新春賀詞交換会が市内のホテルを会場に盛大に開催されました。

この会は、つくば市内の研究機関や民間企業、各種団体などの交流と連携を図る場として、1994年(平成6年9)から開催され、今回で18回目を迎えました。

金子かずお議員も参加し、交流を深めてまいりました。


[金子かずお議会報告・一般質問から]

元気に生存していることになっているお年寄りが実際は死亡していた事件が昨年の夏ごろから大きな社会問題になりました。

この二ュースの内容は、つくば市の状況や実態について昨年の9月議会で金子かずお議員が質したものを掲載しました。

後期高齢者の生活実態について


質問・金子かずお議員

後期高齢者の生活実態について質問をします。

ことしの夏は(2010年度)、特に暑い日が続きまして、高齢者の方々が熱中症で亡くなるケースが多発しております。

そんな中、家族と暮らしていたはずのお年寄りが所在不明になっていたケースが、全国的にも続出しております。

しかも、公的サービスを受けてきているなどし、社会的な問題になってきていることも事実であります。


敬老会やさまざまなイベントなどで、また緊急災害などにおける行政の確認事項などで現状確認をすることもできますが、民生委員さんや地域の協力を得て行政が十分把握する必要性を改めて感じた次第であります。

そこで伺いますが、つくば市では、後期高齢者の生活実態をどのように把握、確認し、長寿国日本の福祉政策の基礎としているのか、お尋ねしたいと思います。


答弁・保健福祉部長

後期高齢者の生活実態についてお応え申し上げます。

まずは、人口・世帯についてでございます。

平成22年4月1日現在の住民基本台帳に基づくつくば市の人口は20万3,116人、うち65歳以上3万2,815人、16.2%、75歳以上1万 5,548人、7.7%、80歳以上9,452人、4.7%、100歳以上につきましては、今年度100歳到達者も含めまして63名、0.03%となって おります。

世帯につきましては、つくば市全体で8万5,800世帯、うち高齢者を含む世帯1万3,906世帯、16.2%、高齢者単身世帯4,588世帯、5.3%、高齢者世帯4,322世帯、5.0%、高齢者夫婦世帯4,057世帯、4.7%となっております。

また、後期高齢者の生活実態把握と確認の方法につきましては、特に後期高齢者ということではございませんが、65歳以上のひとり暮らし高齢者、高齢 者世帯、寝たきり・認知症の高齢者につきまして、民生委員児童委員のご協力と地域包括支援センター、在宅介護支援センターにより、生活実態の把握と確認を しております。


質問・金子かずお議員

後期高齢者の生活実態ということでありますけれども、個々の詳しいことはともかく、後でまたいろいろお聞かせいただきたいと思っておりますけど、例えばつくば市の場合に、現状認識として、100歳以上の方が先ほどの答弁ですと63人いるということであります。

元気な方でいられるんだろうと思っておりますけど、市としてはその辺のことをどのような確認をされているのか、お尋ねしたいと。

それから、地域で元気に生活していくということは大変重要なことだと思っておりますけど、そういう意味からいくと、地域包括支援センターなどの役割 が非常に大きくなってくるということが一つあると思うのですが、それを遮るかのように個人情報保護法などの過敏な対応ということで、自分の所在とか現状を あんまり知らせたくないという人も出てくる。命が大切なのか、制度が大切なのか、自分の判断がどちらにいくかという微妙な部分もあると思いますけど、なる べくそういう一人一人が安心して生活できるためには、一定程度の確認事項というものが行政の中でなければならないのじゃないかなと思っております。

そういう点でご苦労が多いかと思いますけど、先ほどの100歳以上のつくば市の方々の実態と、お年寄りが不明な状況というのはあるのかどうか、お尋ねしたいと思います。


答弁・保健福祉部長

まず、100歳以上の方の所在確認ですが、先ほど申し上げましたように63名でございまして、すべての方の所在が確認されております。確認の方法で すが、市内所在、市内在宅で高齢福祉課職員が直接本人を確認した方が54名、電話で施設確認が5名、ケアマネジャー確認が1名、病院確認が2名、他市役所 確認が1名であります。


新年のスタート旗開きに参加


労働組合の新年のスタートである旗開きが各労働組合で開かれています。

8日には1,047名の解雇撤回闘争を闘った国鉄労働組合水戸地方本部の新春旗開きが水戸市内で開催され、金子かずお議員も招待され新年の挨拶と統一自治体選挙の支援の要請を行いました。

当日の旗開きには、連合茨城をはじめ友好団体、新社会党の市議会議員、民主党の国会議員や県会議員、社民党の市議会議員、共産党の県議会議員などの友好政党や労働組合の組織から連帯の挨拶が行われました。




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