つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば | 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2011年3月22日 第742号 発行:新社会党つくば支部

東日本大震災で最大級の被害が発生する



(津波で流された住宅。=宮城県名取市で2011年3月12日午前7時31分)

東北地方太平洋沖地震

 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は死亡者と行方不明者を合わせ最大級の被害となってきていますが、事故発生から11日目を迎え、電気、ガス、 水道などのライフラインは徐々に回復しつつあるが、避難場所によっては燃料や食料などが相変わらず乏しい状況が続いています。しかし、新たに福島第一原発 の爆発による放射線の問題が浮上し、緊急な対応が求められている。


つくば市内でも被害が続出

 つくば市内でも、上下水道の漏水や道路の損壊、水路損壊、床下浸水、家屋半壊、家屋の一部損壊、塀の損害、崖崩れなどの災害が発生しました。また、公共施設の損壊、地震による負傷の方もでる状況でした。

 地震当日は、電気、ガス、水道などのライフラインも止まり、公民館や学校などが一時的に避難所となったが、現在も地域的、個人別には大変厳しい被災状況になっています。

 一方、福島第一原発の爆発により高濃度の放射能が漏れたことから、近隣の県に脱出する人々も多くなり、つくば市内でも県の施設二ヶ所が避難所となっています。


福島第一原子力発電所で放射能漏れ

 福島第一原発の爆発により高濃度の放射能が漏れた今回の事故の影響はどこまで及ぶのか心配であります。

 近隣の県に集団脱出する人々も多くなり、さらに多くの地域での受入れが求められている。


(東京電力の福島第一原子力発電所 左から4号機、3号機、2号機、1号機=大熊町)


つくば市内でも受け入れ

 福島第一原発の事故を受け避難者を受け入れている県の洞峰公園体育館に319名、国際会議場に225名となっています。

 両避難場所をつくば市が運営することになりボランティアが活躍中、市民から衣服や毛布、携帯カイロなどの多く支援の輪が広がっています。

 救援物資は個人が自主的に届けている人が多いが、救援物資などは市の災害対策本部と連絡を取ることを進めます。




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