つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば | 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2011年4月19日 第745号 発行:新社会党つくば支部

[金子かずおの議会報告・議案質疑から]

保育所での臨時職員の実態は


 昨年11 月11 日の参議院総務委員会では、臨時・非常勤職員は補助的、一時的な業務ではなくて基幹的、恒常的な業務を担っているというのが実態だが、公務の継続性、安定 性、公平性から、本来、公務は任期のない常勤職員で運営するのが基本ではないかとの質問に対し、片山総務相は基本的認識はまったく同じと答弁しました。

恒常的な事務でない

 非常勤にしても任期付きにしても、それぞれ役割といいますか意義があるわけでありまして、非常勤の場合ですと、それは 恒常的な事務でないとか臨時的、まさに臨時的、臨時職員の場合は臨時で期間を限定とかということなんですけれども、それが恒常化して何年も続くところに臨 時や非常勤が当たる、正規職員の代わりとして当たるというのは、やっぱりこれは本来の姿ではないと思います。任期付きもそういう本来の役割ではないような 使い方がされているというのは、やっぱりこれは見直す必要があるだろうと片山総務相は答弁をしています。

賃金削減の便法に異議

 いずれにしても、こういう非常勤とか任期付きというものを単に賃金の単価を削るための便法として使うということは、これはやはり本来の在り方ではないと私も思います。


つくば市の保育所の実態は

 金子議員は福祉予算に関連して保育所の職員数からみた保育実態を質した。 それによると、保育士の必要数は246名で職員数は190人で440名の臨時がいることが判明しましたので、正規の職員で対応することを強く求めました。また、必要数の確保はなぜできないのかも質しました。


つくばセンター広場の土地を
      都市再生機構(UR)から購入が決る


三月定例議会の補正予算に、つくば駅前&つくばセンター広場に隣接する都市再生機構の土地720坪を4億9900万円でつくば市が買い上げ、そこに将来複合ビルを建設するという計画が浮上し、賛成多数で決った事は前号でお知らせをしましたが、今回は賛否を掲載しました。


【賛成議員15名】:敬称略
[つくばクラブ5名]
松岡、今井、鈴木、久保谷、石川

[つくば市民政策研究会6名]
古山、吉葉、安井、高野、柳沢、須藤

[公明党3名]
浜中、馬場、小野

[親政の会1名]
大久保


【反対議員14名】: 敬称略
[親政の会6名]
塚本、木村、市川、塙、矢口、塩田

[民主党2名]
五十嵐、田宮

[共産党2名]
田中、橋本

[つくば・市民ネットワーク2名]
永井、瀬戸

[新社会党1名]
金子

[愛してる・つくば1名 ヘイズ]


【棄権議員1名】
[公明党1名]
山本




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