つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2011年9月10日 第764号 発行:新社会党つくば支部

[つくば市議会]

9月定例議会が
    開催されています☆


 つくば市議会・9月定例議会は、8月31日に開会され、9月16日までの17日間の日程で開催されています。

 今回は東日本大震災の被災・被害などの関連による質問も多く、一般質問は9月7日、8日、9日の三日間で18名の議員が市政全般にわたり質問をしました。

 金子かずお議員の質問は7日に終わりましたが、一般質問の内容は以下のとおりです。


金子かずお議員一般質問内容

◎東日本大震災に関連して

 質問主旨・・・東北地方太平洋沖大地震の被害から半年を迎えようとしているが、地震、津波、原発などの被害で被災地は未曾有の状況であり、風評被害も発生し大変な現状でありますが、つくば市の現況について何点か伺いたい。

①この震災関連によるつくば市の8月末までの被害状況と復旧の現状は。
②支援の状況は。
③義援金の現状とこれまでの支援今後の義援金における支援のあり方は。
④放射線量の測定と公表のあり方は(農産物・米やゴミ焼却を含め)
⑤公園や校庭などの除染について
⑥市の節電対策と電気料金の低減について
⑦防災整備の促進と防災計画の見直しは。
⑧震災時の聴覚障がい者への災害情報の提供の状況は。



9月から本会議をネット配信します

 つくば市議会では、議会改革に関する調査特別委員会を設置し、議会の改革改善について協議を重ねてきています。

 特に情報の公開の立場からも市議会の中継を速やかに実現する方向で協議を重ねてまいりました。

 この程、議会改革の一環・市民サービスの向上から9月定例議会よりインターネット配信による本会議の中継が実施しました。

 今回の放送は準備の都合で録画配信(12日頃から)となりますが、12月定例市議会からは生中継と録画による配信となります。

 9月の録画放送についての詳細は、議会事務局にお尋ねください。
(029-883-1111/議会事務局)



◎ACCS放送について

 質問主旨・・・1981年に受信障害対策事業で始まり、ほぼ事業が終了したが、時代背景を受け新たな通信サービスの提供が求められ、今日を迎えている。

 今日、業界も地域間競争の時代に入り、より早く情報を提供するかで競争が続いているが、研究学園都市コミュニティケーブルサービスはその期待に応えているのかを伺いたい。


告 知 板

ひたちなか市で開催される
田中優講演会のお知らせ

 原発に頼らない社会へ・・市民がどのように取り組めば命が大切にされる世界をつくれるのか?

 独占されているエネルギーの民主化を急ぐには市民は何をなすべきか?

 7月1日つくば市内で、脱原発運動を進めている未来バンク事業組合理事長の田中優さん(市立大学非常勤講師)の講演会が開催されたのに続き、ひたちなか 市のワークプラザ勝田にて、田中優講演会=子どもたちの未来を考えよう!!~エネルギーシフトという選択~が開催されます。

 つくば市での講演では、自ら作成した資料に基づき、放射線量をレントゲンと比較するナンセンスの問題、原発に頼らない社会へ、チェルノブイリ原発事故後 の小児甲状腺がんの発生率、空気と食べ物に気をつけて、など問題点を述べ、「日本の発電所は電力需要の最大ピーク時に合わせた作り方をしている、しかも平 均値で58%しか動いていない」と指摘し、対案としては、「現在、企業の使用している電気利用料金の真夏のピーク時の事業系料金を高くしていないからピー ク時を高くすれは原発がなくとも困らない」家庭での利用料金の体系を変えることで解決でき、さらに風力や地熱などの自然エネルギーによる発電を使用する。

 電力会社の広告宣伝費も独占企業での広告費の不必要性を主張した。

 また、「省エネ製品やバッテリー、電気自動車、IT技術など国際競争力があるのでスマートグリットの有効性を活用すれば、高性能バッテリーや電気自動車 などは日本が世界一の競争力を持つとしています。それらのエネルギーを地域で自給すれば地域でお金が回るなど利点につながる。」など語っていました。つく ば市内で開催された講演会に出席できなかった方々にお進めします。

日 時: 9月22日(木)19時~ 
会 場: ひたちなか市 ワークプラザ勝田、
参加費: 一般800円、学生500円
託 児:  先着15名(託児料1000円)
申し込み・問い合わせ先:
E-mail:air.2011mirai@gmail.com
FAX:0295-52-2504です。


水戸市で開催される
「放射能汚染を許すな!原発はいらない!」
JCO臨界事故12周年集会

 1999年9月30日に東海村で起きたJCO臨界事故では、大量の放射線を浴びた3人の労働者の内2人が壮絶な死を遂げ、600名を超す人々が被爆し、30万人が屋内退避を余儀なくされました。

 あれから12年、私たちは事故を教訓に原子力政策の転換を訴え続けてきましたが、残念なことに3・11東日本大地震で福島第1原発事故が発生してしました。

 今回の事故は脱原発を訴えてきた者として、強い憤りを感じざるを得ません。同時に、放射線被曝の健康への影響を考える時、早急な対策と支援が求められています。

 いまも続く福島第1原発事故の被災者の声、危機一髪であった女川原発や東海第2原発の状況を聞き、脱原発と自然エネルギーへの政策転換を大きく世間に訴えていきましょう。参加をお待ちしています。

と き: 10月2日(日) 開会13:00
      デモ 14:10~14:40
ところ: 水戸南町自由広場(水戸市南町3-6 (旧ユニー跡地))
内 容: 開催・主催者挨拶
報 告:
報告1 福島原発事故と放射
報告2 女川原発(宮城)
報告3 東海第2原発(茨城)
集 会 アピール
※終了後にデモが計画されています。
デモ出発→水戸駅まで




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