つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2011年12月13日 第776号 発行:新社会党つくば支部

12・11ハイロパレード
東海第二原発を廃炉にしよう


 3月11日以来、放射能の危険について学び直し、脱原発への道を目指して署名活動や学習会、講演会を開催、またデモ&パレードなどに取り組み、7月には 「脱原発ネットワーク茨城」が結成され、9月11日に広瀬隆さんを招いて講演会を開いた。広瀬さんは講演で、「みんなで原発を止めてください」「もう残さ れた時間は無いのです」「脱原発の意思を表明した村上東海村長を支えてください」と大きな声で話されたことが耳に残っています。

 福島第一原発の事故から9ケ月を迎えていますが、現在も住民の避難や屋内退避、酪農水産物の一部出荷規制など、周辺地域に大きな被害をもたらし、日常の生活にも大きな影響をあたえています。

 つくば市においても放射線量の定点計測を行うなど市民に不安が生じないように努力をしているが、放射性物質は広範にわたり、最近ではホットスポットも多 く出てくる状況であり、12月のつくば市議会でも東日本大震災や放射線量、エネルギー政策などに関連した質問を9名の議員が取り上げています。

 そんな中、集会とパレードが12月11日につくば市内中心部で開催されました。

 集会では、元筑波大学教授の生井兵冶先生から、「福島原発事故と内部被爆=農と食と子どもたちを守ろう」ということでお話をしていただきました。

 また、東海村の相沢一正村議からは、東海第二原発の廃炉に向けた署名活動や県への申し入れなどについて話された。

 参加者からのアピール表明終了後には、つくばセンター広場から市内中心部を550名の参加者で脱原発のパレードを行なった。


12月議会には5件の請願書が提出される


 開催されている12月議会には、以下の5件の請願書が提出されています。


東日本大震災による各地区の忠魂碑の修理復元の実現に関する請願書。


50kW以上の高圧契約をする市内施設について特定規模電気事業所も交えた電力供給契約の入札実施に関する請願書。


東海第二原子力発電所の再稼動を認めず、廃炉を求める意見書提出する請願書。


子ども・子育て新システムの導入に反対し、現行保育制度の拡充を求める意見書提出する請願書。


「東海第二原発の廃炉を求める意見書」採択を求める請願書。




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