風車裁判で市の上告が棄却
つくば市内の小学校と中学校に23基を設置した小型風力発電機事業「回らない風車」を事業計画したことは、市民の貴重な税金を無駄にしたとして、市井ランダム倶楽部が当時の小野寺助役らに損害賠償を求めていた住民訴訟の最高裁判決が出されました。
風車二ュース48号によると、
2010年2月、東京高裁の2審判決では、特殊な技術が必要な風車工事を経験のない市内業者に発注させ、つくば市に約3,100万円の損害を与えたとして、元助役と担当職員に約780万円の損害賠償を命じていました。
市原市長は、「職員の業務執行が違法だったとは思わない」として、この2審判決を不服として最高裁判所に上告していました。
その控訴審判決が1月19日、第一小法廷(宮川光治裁判長)で上告を棄却する決定が出されました。
これで市民の税金、約3億円を無駄にした風車事件は、元助役らの賠償責任を認めた2審判決が確定することになりました。
2審の高裁判決は、
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「もともと関与させる必要性の無い、工事業者を携わらせ、市に不必要な負担を発生させた」。
-➋-
「落札した市内業者は工事に関与せず、風車特定業者に工事を丸投げした」と建設業法違反を認めています。
つくば市にとっては、今回の住民訴訟の上告棄却の決定と2010年6月の早稲田大学との最高裁判決とも敗訴という厳しい裁判結果となりました。と報告しています。
また、市井ランダム倶楽部は弁護士を持たず、知恵と才覚を集め自分達の力で裁判に取組んできたことも以下のように報告しています
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自らの力で裁判闘争を続けた市民が勝利 !
市民団体「市井ランダム倶楽部」は、相談する弁護士を持たず、4人の市民が知恵と才覚を集めて、1審、2審、最高裁まで長期の裁判を闘い続けました。
判決では、中心的な争点であった官製談合は認められませんでしたが、部分的とはいえ住民訴訟において貴重な勝利をもたらすことができました。
裁判手続きには、煩雑な裁判資料の提出が求められ、訴状、証拠説明書、準備書面など多くの書類を作成する必要があります。
素人の市民が法律用語や書類手続きを勉強し、証拠を集め、訴状をつくり、裁判所での尋問などを準備するために要する時間と労力は、計り知れないものがあります。
この間「市井ランダム倶楽部」で精力的に活動されていた栗山洋四さんと丸山隆久さんは、最高裁の上告棄却の勝利判決を待つことなく他界されました。
つくば市政の刷新を願い、闘い続けてこられたお二方に対し、ご冥福をお祈りするものです。
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以上、風車二ュース48号より転記しました。
風力発電訴訟で市長は賠償命令を行なう
市原市長は定例の記者会見で判決に従い、賠償命令を行なうと述べ、今後は、より適切な事業執行に対応していく。
とコメントしています。
汚染状況重点調査地区の
放射線対策調査結果は
東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射性汚染で、環境省は東北地方と関東地方の8県102市を「汚染状況重点調査地域」に指定しましたが、つくば市内でも隣接の土浦市や牛久市との境界区域で一部が汚染状況重点調査地域に指定されています。
つくば市では、法に基づき汚染状況調査を、文部科学省の航空機モニタリングにより毎時0,2μ㏜以上の区域である「先行調査区域」の測定を実施してきた結果、以下の地区を除染実施区域とすることをこの程、発表しましたので紹介をします。
つくば市では、子どもの生活環境を重視して、私立を含む全ての保育所、幼稚園、小学校、中学校において調査を実施した結果、敷地内で面的に毎時0,23μ㏜以上の施設も除染実施区域に取組むとしています。
【区域として毎時0,23μ㏜以上の地区】
高見原一丁目、高見原二丁目、高見原三丁目、
高見原四丁目、高見原五丁目、明神、城山、泊崎、
あしび野、菅間字菅間、天宝喜地区の一部、
中山地区に一部、高崎地区の一部、下岩崎地区の一部、
大舟戸地区の一部、自由が丘地区の一部、富士見台地区の一部
など総面積は約6K㎡になります。
尚、つくば市内の除染実施区域内の学校等で、毎時0,23μ㏜を超えたところは無いと公表していますが、区域外の学校の茎崎第二小学校で毎時0,235μ㏜、高崎中学校で毎時0,242μ㏜が検出されています。
つくば市では、子どもの生活環境の一部として、谷田部地区と桜地区、茎崎地区の189か所の公園の測定を進め、2月上旬に測定結果をまとめるとしています。(市長の記者会見より)
2012年の百里・初午祭が開催される
今年も百里の平和公園で、恒例の百里初午祭が開かれます。
この初午祭は、百里に住む農民が戦争に利用される土地は国に売らないと公園として守ってきた人々が初午に合わせて集う「まつり」として長年開催されてきています。
金子かずお議員も例年参加をし、連帯の挨拶を行ってきていますが、今年も2月11日(土)に百里平和公園で開催されますので、大勢の参加で開催されることを期待します。
つくば市議会
3月定例議会は2月22日から開催
つくば市の新年度予算を決めるつくば市議会は、16日に告示され22日から3月15日迄を日程として開催される予定であり、予算の内示は13日の議会全員協議会で行われます。
広瀬隆つくば講演会
東海第2原発の再稼働を許さず、廃炉にすることを求める10万人署名活動を進む中、「東海原発廃炉から始まる新時代」と題して、作家の広瀬隆さんが東海原発の危険性と廃炉の必要性について、分かりやすく講演してくれることになりました。
【題目】「東海原発廃炉から始まる新時代」
【講師】広瀬 隆
【日時】3月20日( 火) 午後2時より
【会場】つくば国際会議場 大ホール
【費用】前売り券1,000円 金子まで