つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば | 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2013年8月13日 第854号 発行:新社会党つくば支部

福島応援プロジェクト茨城


今年も開催「茨城の夏満喫ツアー」

 福島応援プロジェクト茨城(代表・長田満江)では、福島の子ども達に対して自分たちにできる支援活動をやっていこうと3・11大震災後の2011年7月に結成されました。

 これまでに「筑波山の麓でゆっくら夏休み」を企画し、一回目は19名の子どもさんと1名のお母さんを招待しまし、外で遊ぶことも出来ず、プールに入ることもできなかった子どもたちは、とても喜んでくれました。

 二回目の2012年の春の旅は7名の参加者と少し少人数でしたが、三回目の2012年の夏は「つくば市ふれあいの里」と「茨城県立中央青年の家」で、5泊6日のツアーを開催され、四回目も16名の参加で、有意義な旅になりました。

 今年の夏は、8月6日から10日までの4泊5日で開催され21人の親子が参加をし「茨城の夏満喫ツアー」を楽しみました。


福島から21人の親子が参加する

 今年の「茨城の夏満喫ツアー」は8月6日に福島駅西口で集合し、高速道路を使用して茨城県中央青年の家を定宿に4泊5日の日程となった。

 今回も事務局を担った小張佐恵子さんの楽しい企画でした。

 5日はあいにく天候が悪く雨模様となり、夕食は予定どおり県中央青年の家に隣接する「癒しの里」ですませたが、雨模様での足場も悪く予定をしていたキャンプファイヤーが中止となり、6日以後の日程に変更となった。


そば打ちの体験・よさこい踊りも

 翌日は、小町の館で「そば打ち体験」を5グループに分かれて挑戦した。

 そば打ちには金子さんも指導員風に参加し、福島の21人の親子と一緒に楽しくそば打ちに取り組み、昼食をボランテァの皆さんも参加していただいた。

 午後からは、よさこいそうらん踊りお演技体験し、みんなで楽しく踊りのひと時を過ごした。


エキスポセンターも見学する

 8日はつくばエキスポセンターを見学し、夏休みの科学教室やサイエンスショ―、エキスポ探検隊、天体観望会など常設されている催事と展示を見学し、午後から毎回実施されているウェルネスパークでのプール遊びを過ごした。


自燃生クラブとの交流が実現する

 自然生クラブは、筑波山麓を拠点に、知的ハンディキャップのある人たちと共同生活をしながら、有機農業を中心とした環境運動に取り組んでいます。

 また、その生活から生まれた感性を太鼓や創作楽器を使って表現しています。

 ヨーロッパでの公演を契機に、ディファレント・アートを実践する芸術団体との交流を深め、絵画や身体に及ぶ表現活動を行っています。

 1990年設立、2001年、特定非営利活動法人(NPO法人)として認可され、演奏や講演会は各地で開催され好評を得ています。

 今回「茨城の夏満喫ツアー」に参加した21人の親子は9日車に分散し、麓の神郡集落の田井ミュージアム(旧石蔵)での交流会となり、最初に自然生クラブ から、「創作田楽舞い」を上演してもらい、その後で楽器の演奏指導を受け、演奏を共にした。この日も参加した金子さんも一緒に太鼓を叩いた。


10日福島に元気に帰る

 「茨城の夏満喫ツアー」に参加した21人の親子は初日にできなかったキャンプファイヤーも後の日程に繰り込まれ楽しい茨城でのひと時を過ごし、事故もなく帰路につきました。

 事務局の一員として参加できる日のみのお手伝いでしたが、回を重ねる度に内容が充実し、多くの人々の支援を感じてきています。

 次回の支援もよろしくお願いします。


社会保障国民会議の報告


崩れた増税の根拠

 報道によると民主党は5日、自民党・公明党の両党との社会保障をめぐる三党の実務者会議から離脱する方針を決めた。

 民主党は最低保障年金制度の創設や後期高齢者医療制度廃止を主張してきていましたが、政権が変わった政府の社会保障制度改革国民会議の最終報告に反映されず、今後も自民・公明の両党が受け入れないと判断した模様であります。

 三党の協議の枠組みは崩壊し、年金や医療の抜本改正は見送られ、最終報告書には国民への負担増ばかりが目立ち、社会保障の将来像は盛り込まれなかった。


猛暑見舞い申し上げます


 全国各地で猛烈な暑さに見舞われています。

 甲府市と四万十市では40・7度を超える暑さが記録され、日本列島は35度超える猛暑日を記録した観測地は295ヶ所を数えています。

 一方、集中豪雨による土石流被害の発生で大きな被害が出ています。

 時節柄ご自愛ください。




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