つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば | 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2013年11月19日 第867号 発行:新社会党つくば支部

つくば市議会
12月定例市議会は29日から


 12月定例つくば市議会の開催は11月21日に開催の告示がなされます。

 12月議会の日程は議会運営委員会で協議されますが、今のところ11月29日から12月17日の会期で開催される予定であります。

 議案等については21日の告示後に会派代表者会議が開催され、議案内容の説明が執行部より全会派に行われます。


太田昭宏国土交通大臣に
道路整備の促進で要望書を提出


 つくば市、牛久市、つくばみらい市で構成している、交通体系整備促進連絡協議会では11月11日に国土交通省を訪ね、国道6号牛久土浦バイパスの早期整備について太田昭宏大臣に要請を行ってきました。

 申し入れにあたり、国道6号牛久土浦バイパス区間の現状やバイパス内の東大通り~西大通り間の交通状況、高速道路へのアクセス圏域の変化などについて説 明し、特に、すでに供用開始されている3,9㎞との接続部分である県道谷田部牛久線から国道408号までのつくば市内1,9㎞区間の早期事業着手は、周辺 道路の通過交通転換による通学児童等の安全向上に大きく寄与するものとし、国道6号牛久土浦バイパスの早期整備について申し入れた。


市役所のとなりに
消防署が新しくできます


 つくば市の消防本部及び中央消防署が入る消防庁舎の老朽化に伴い、新庁舎をつくば市役所敷地内に移転改築することになり、2カ年で建設工事が実施され、2014年度内の供用開始となります。

 消防本部・中央消防署は春日1-9に立地していますが、消防本部は、1990年に建築されたRC造3階建てで、延べ床面積705㎡。中央署は1975年築のRC造2階建て、延べ床面積1654㎡となっています。

 施設の老朽化及び敷地規模の関係などから、移転建て替えが検討され、一昨年5月に竣工した市役所敷地内に確保した用地(市役所西側、約1万6000㎡) に新消防庁舎を建設するもので、昨年に移転整備基本計画をまとめ、基本計画における施設規模は、新庁舎棟がS造3階建て、延べ床面積3700㎡、内部には 16台分の車庫を配し、敷地内には訓練棟(S造5階建て、延べ床面積300㎡)と耐震性防火水槽(120t)を整備するとしています。


民主主義を侵す特定秘密保護法


 特定秘密の保護に関する法律が開会中の臨時国会で議論になっています。

 何が特定秘密なのか、漏洩すると国の安全保障に著しく支障を与える恐れがある、防衛、外交、外国の利益を図る目的で行われる安全脅威活動の防止、テロ活 動防止に関する情報を「特定秘密」と指定するとし、「特定秘密」を取り扱う公務員・警察職員・契約業者らにについて、警察本部長が、公私の団体に紹介する などして、「適正評価」を行う。

 それら「特定秘密」を扱う公務員・警察職員・契約業者らが故意または過失で漏洩すると最高で10年の懲役刑が処される。

 さらに人を欺いたり脅迫・窃取・不正アクセスなどにより「特定秘密」を取得したものも最高で10年の懲役刑に処される。

 また、未遂や共謀、扇動も処罰の対象となる。などが骨子となっている法案です。

 これらの考えには多くの疑問点や運用についての不安がいっぱいあります。

 何が「特定秘密」にあたるのか、連日の国会論議でもあるように、特定されているようで特定されていないので、解釈次第で範囲が非常に広くなる。

 また、著しく支障を与えるとあるが、何が著しく与えるのか、何を特定に秘密にするかの評価が分かれる。

 さらに「適正評価」でも大きな不安が出ています。

 人権活動団体や、脱原発団体や国等に対する訴訟団、生協団体などへの調査対象に広がらないか、一般国民も懲罰の対象になるのか。

 強引な成立をめざし姿勢に各界各層に不安が広がり、日弁連、日本ペンクラブなどの組織も反対を表明してきていますが、この程はテレビでおなじみのキャスターやジャーナリストが記者会見で反対声明をだすなどしています。

 また、同法案に対し国会周辺や議員会館前で反対行動が取り組まれています。



○○脱原発つくば金曜行動

講演会のお知らせ☆☆☆★


 原発事故から2年半を超える月日が経ちました。

 今なお15万人を超える人々が、住み慣れたふるさとを追われ、仮設住宅や遠く離れた地で避難・移住生活を送り、茨城県内にも多くの方が避難して来られています。

 東京電力は強制避難区域以外の人は賠償対象とせず国の支援もほとんどありません。

 被害者の救済なくして原発事故の解決はありません。

 この程、原発事故被害者相双の会会長の国分富夫さんを招いてお話を聞く会を計画しました。

 国分さんは住んでいた南相馬を中心に福島の現状や避難している会津若松での生活と苦労、相双の会の結成の経過と損害賠償請求訴訟の意義と現状などのお話を聞かせていただきます。


福島被害者からの訴えを聞く会&交流会
日時 12月14日(土)午後4時から
場所 つくばサイエンス・インフォメーションセンター
     講師 国分富夫さん(原発事故被害者相双の会会長)
主催 脱原発ネットワーク茨城
資料代 500円




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