つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

金子さん町を歩く 139 ウェブ版
【「金子さん町を歩く」広報委員会】
つくば市下広岡450-29 ℡029-857-1154 Fax029-857-1254


残暑お見舞い申し上げます☆

 連日猛暑が続きますが、福島原発事故関連で放射性セシウムを含む稲わらを与えられて出荷した牛肉が都府県各地で流通していたことが判明するなど、新たな不安を呈しています。

 また、震災被害で田植え面積も減少してきている様子もあり先が不安であります。

 まだまだ暑い日が続きますのでお体に十分気をつけてお過ごし下さい。一方、国民的行事の高校野球も始まり夏の季節を迎え、地域では例年と変わらず祇園祭や夏祭りが開催されています。金子さんも参加をした、下広岡祇園祭と並木夏祭りを紹介します。


◎下広岡祇園祭

 7月16日、17日の両日にわたり開催されたもので、下広岡の鹿島神宮境内脇の公園を会場に16日は模擬店やカラオケ大会が地域の皆さんの力と協力により行なわれ、17日は御輿が練り歩きました。

 この祭には、下広岡の桜ニュータウン地区が隣接していることもあり、地域の新旧交流の場になっています。


◎並木夏祭り

 並木小学校区を中心に例年行なわれているもので、当初、「並木を自分のふるさとと言える子供を育てよう」をテーマに、 子供たちが自主的に参加できるような地域行事の一環として夏祭りを開催してきています。

 夜の部では回を重ねる毎に集まる人々も増え、「大人が参加して楽しめるような祭り・・・・」 という声が出されるようになりました。

 当時の数少ない実行委員会の力だけではそれらに対応できることができず地域に協力を呼びかけたところ、 人的にも金銭的にも理解ある協力を得ることができ、「夏祭り」を続けられ現在に至っています。

 今後も地域の多くの方々の理解と協力によって、並木・梅園・大角豆地区の大人も子供も 「人と人の輪が広がり、強い輪になっていける」並木夏祭りにして行きたいと実行委員長は話しています。

 金子さんも並木に居住していた頃から参加してきており、当日は下広岡祇園祭と並木夏祭りをかけもち参加をしていました。





脱原発・広瀬隆講演会&パレード

 脱原発・広瀬隆講演会とパレードが土浦市民会館で震災半年後の9月11日(日)午後1時から開催されます。

 福島原発事故は今も現在進行中です。原発事故による放射能の猛威は、福島県の広範囲を居住不能・不適格にし、東日本全体を危険レベルにおいています。

 広瀬さんはすでに昨年、『原子炉時限爆弾』を執筆し、原発震災の危険性を強く指摘しました。

 広瀬さんの講演は現在、全国各地でヒッパリダコの状態で進行中の福島原発事故の実態と今後、放射能の危険性と対策のあり方、今後の電力の現実的なあり方など、プロジェクターを使った分かりやすい解説が期待されます。

 講演会とパレードを成功させるために、ご協力をお願いします。チラシとチケットを用意しましたので、(前売券500円)金子かずお迄ご連絡いただければ、すぐにお持ちいたします。





[つくば市議会]

エネルギー政策の転換を求める
意見書を全会一致で採択する

 つくば市議会では、議会として東京電力の福島原発事故に鑑み、早急な収束とエネルギー政策の転換を求める意見書を各会派の協力で内容をまとめ、6月定例議会に議会運営委員長が本会議に提案し、出席議員の全員賛成で意見書が採択されました。

 市議会で採択された「東京電力・福島第一原発事故の早急な収束とエネルギー政策の転換を求める意見書」文案の内容は以下のとおりであります。



東京電力・福島第一原発事故の早急な収束とエネルギー政策の転換を求める意見書

 東京電力・福島第一原子力発電所の事故によって、つくば市でもほうれん草・新茶などが一時出荷停止となったり、農作物に風評被害が出ています。子育て中のお母さんたちから、放射能被爆を心配する声があがっています。

 政府と東京電力は、原発事故を早急に収束させるために、情報を全面的に開示し、内外の専門家・技術者の知恵と力を総結集すべきです。

 情報の全面的開示は、市民にとっても判断の基準が提起され、いたずらに不安をあおることを防ぐことになります。

 現在の原発技術は本質的に未完成です。莫大な放射線物質の完全な処理技術は存在しません。世界有数の地震・津波国であるわが国に集中的に建設すること は、危険極まりないものです。政府は、国民的合意のもと、期限を定めて、段階的に原発の比重を小さくしながら、エネルギー政策の転換をはかるべきです。

 国連の専門家機構「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、このほど「2050年までに世界のエネルギー需要の77%を再生可能エネルギーエネルギーでまかなうことが可能になる」という見通しを明らかにしました。

 将来に向け、原発なしのエネルギー確保を推進し、政策の転換を求めます。

以上、地方自治法第99条の規定により提出します。

平成23年6月20日    つくば市議会

(提 出 先)
内閣総理大臣 様  
経済産業大臣 様






地域交流センター意見交換会

 4月から公民館が地域交流センターに変わり、センターとしては、地域の学習拠点、コミュニティの場としての役割など市民ニーズに沿った運営を図 り、市民にとって身近に感じられるような、誰もが利用しやすい施設を目指すとして、利用等について地域交流センター意見交換会を開催してきています。

 先日開催された地域交流センターの意見交換会を傍聴する機会がありましたので、利用や地域課題について会場からの意見を紹介したいと思います。

①公民館と交流センターの違いは。
②使用料が新たに発生しているが。
③市内の地域交流センターの利用状況は。
④自治会などの利用で日程が決っている団体の利用方法。
⑤減免団体などの利用方法。
⑥地域交流センターの予算は。
⑦備品の利用方法。
⑧二階までの昇り降りが困難であり対策を。
⑨利用料を徴収する説明が不足している。
⑩AEDの早期設置。
⑪地域交流センターでゴミ袋やつくタク利用券の取り扱い。
など多岐にわたるものでしたが、団体の利用する地域交流センターにおける状況が違うので、全体の意見交換会の終了後に生涯学習課と意見交換をしていきたいと思います。

 これに先立ち金子議員は、地域交流センターの利用に伴う料金徴収とキャンセル時での未返金や管理委託時の利用者対応の不備の課題などについて生涯学習課に意見具申を行なっています





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