つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば | 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2014年2月4日 第876号 発行:新社会党つくば支部

つくば市議会・議会全員協議会


 3月の定例議会の開催にあたり、議会全員協議会の開催が12日にあります。

 内容は、
平成26年度の各予算案について。
総合運動公園基本構想案及び用地について。
土浦市との合併について。・・
等々が議会を前に執行部から説明があるものと思う。


つくば市子ども議会
33名の子ども議員が質問する


 つくば市で初めて開催された「つくば市子ども議会」は1月28日に開催された。

 当日は、市内の15学園の8年生(中学2年生)が5グループに分かれて前半の議長、後半の議長を選出し、電子黒板を活用して各学園ごとに研究発表後、執行部に対し質問を行った。

 質問の内容は多岐にわたるもので、15学園の質問内容を紹介します。

中心部の今後の都市計画について。

つくば市総合運動公園について。

憩いの場(公園)の整備について。

まちの活性化で、地域と市と学校が一緒に取り組むことはできないか。
(周辺部に対して)

学校や地域での平沢官衙遺跡での共催と中学生の運営について。

活性化の取り組みのひとつとしてランタンアートの図案コンクールについて。

エコ活動について、つくば市の取り組み行ついて。

遊歩道の安全について
遊歩道の補修について
遊歩道の通行ルールについて。

ゴミのない街づくりについて
つくば市としての考えについて
ゴミ拾い運動について。

教育施設の今後について。

ICT教育推進、教育機器設置の拡充について。

学校施設面の改善ついて。

「揺れやすさマップ」、「危険度マップ」を作成するときに
災害弱者に配慮した点はありますか。

高齢者や障害者などの災害弱者に対する
避難の対策はどのようになっていますか。

現在、避難所として指定されている学校関係はどれくらいありますか。
そのうち、防災倉庫の整備状況はどの程度でしょうか。


「はだしのゲン」の上映会


 2013年の夏、松江市教育委員会が「はだしのゲン」を市内の全小中学校に閉架措置を求めていたことが報じられ、大きな波紋を呼びました。

 反対運動が起きて2万筆を超える署名が集まり、なんとか止めることができたのは、記憶に新しい出来事です。

 しかし大阪、神奈川、沖縄などで歴史教科書の採択に、国や行政から、「はだしのゲン英訳者の講演会中止」事件(杉並区)、学校・児童館からはだしのゲンの本を撤去せよとの陳情(練馬区)があるなど、戦争につながる動きといってよい予断を許せない状況です。

 その上「特定秘密保護法」が強行採決されて、益々危うい事態になってしまいました。

 「はだしのゲン」実写版は原作や監督、俳優の思いや時代が伝わる迫真のリアルさが胸に迫る佳作で、戦争に抵抗し、差別を憎むゲンの父親の生き方が印象的です。

 国民の声がかき消され、弱い立場の子供や女性たちの多くが犠牲になる不条理そのものの戦争と、故郷を追われて財産を失い、被ばくさせられながら満足な補償も受けられない、現代の原発事故には共通するものが多いのではないでしょうか。

 以上主催者はチラシの中で状況の報告紹介をしていましたが、1月26日に「はだしのゲン」の上映会が実施されました。


つくば市議会で
国に歯科医療の充実への意見書を提出する


 つくば市議会では、12月定例議会で、患者・国民が安心して保険でより良い歯科医療を受けられる措置を講じるよう求める意見書が文教福祉委員会で採択され、本会議でも全会一致で採択されました。

 採択された内容は、以下のとおりであり、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣、財務大臣に提出しました。


保険で良い歯科医療の実現を求める意見書

 歯や口腔を健康な状態に保ち,咀嚼や口腔機能を維持・回復することは全身の健康の増進や療養・介護のQOL(生活の質)を向上させるとともに,医療費の抑制にも役立つことが「8020運動」等によって実証されている。

 しかし,公的医療保険の窓口での自己負担割合が高いことに加え,歯科医療は医療技術の進歩に伴う新しい治療行為の多くが保険給付の対象とされていないことから,患者の医療費負担が大きく,歯科治療が受けにくい状況になっている。

 また,歯科医療の内容を左右する診療報酬は,長年低く抑え続けられているのが実情である。歯科医療技術の進歩や保険医療における歯科の位置づけの重要性を踏まえ,診療報酬の面からも適正な技術評価を行うことが求められている。

 同時に,歯科医師だけでなく,公的歯科医療を支える歯科技工士や専門的口腔ケアの主要な担い手である歯科衛生士を支える適正な評価もさらに高める必要がある。

 医療費の窓口負担割合の軽減と歯科の保険給付範囲の拡大は,患者・国民の強い願いである。

 さらに2011年に成立した「歯科口腔保健法」を実効あるものとするために,国及び各自治体において,総合的・具体的な歯科口腔保健の推進が期待されるところである。

 以上の点から,患者・国民が安心して保険でより良い歯科医療を受けられる措置を講じるよう強く求める。

 以上,地方自治法第99条の規定により提出する。

平成25年12月17日   つくば市議会


(提出先)
衆議院議長、参議院議長、財務大臣、
内閣総理大臣、厚生労働大臣



第13回
チャレンジアートフィェスティバル
INつくば・アートは障がいを超える


 今年もチャレンジアートの季節がやってまいりました。今年で13回目を迎えますが、会場はつくば美術館とつくばカピオで開催されます。

【舞 台】
2月22日(土)つくばカピオホール
 参加者は、市内の福祉施設や団体、個人によるダンスや太鼓、劇の発表です。

【展 示】
2月25日(火)から3月2日(日)まで、つくば美術館での開催です。
 作品は、市内の福祉施設や団体、個人による絵画や造形物等の展示です。

【ゲストコンサート】
2月25日(火)PM2時~2時40分、諸里原洋子さんのピアノ弾き語り




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