つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2014年8月12日 第901号 発行:新社会党つくば支部

つくば市議会
総合運動公園整備特別委員会で県内の施設研修を実施


 5日、つくば市議会総合運動公園整備特別委員会では、水戸市立競技場の命名権を2009年8月に取得したケーズホールディングス社「ケーズデンキスタジアム」の運営管理と、ひたちなか市&那珂市&東海村の三地区にまたがっている都市公園「笠松運動公園」の運営管理、ひたちなか市のひたちなか市総合運動公園の運営管理について行政視察を実施した。

ケーズデンキスタジアム(水戸市立競技場)

 施設は水戸市が所有し、公益財団法人水戸市スポーツ振興協会が指定管理者として運営管理をしている。

 水戸市内のケーズホールディングス社が命名権を取得して、日本プロサッカーリーグの水戸ホーリーホックのホームスタジアムとなっている。

 競技場は、日本陸上競技連盟第2種公認、トラック400メートル×8レーン、フィールド天然芝、収容人員約12,000人(メインスタンド7,000人、バックスタンド3,000人、サイドスタンド約2,000人)で、大型映像装置アストロビジョンを設置している。

 昨年水戸市は、ケーズデンキスタジアムのサッカーJ1規格への改修工事を発表し、トラックを第1種公認陸上競技場として再整備を計画している。

笠松運動公園

 ひたちなか市&那珂市&東海村の三地区にまたがる都市公園で公の所在地はひたちなか市で、茨城県が敷地と施設を保有し、財団法人茨城県体育協会が委託を受けて管理している。施設概要は以下のとおりです。

◎陸上競技場=日本陸上競技連盟第1種公認、トラック400メートル×9レーン、フィールド天然芝ピッチ、補助トラック。
◎屋内水泳プール=国際公認プールと飛び込みプール。◎アイスアリーナメインプール=50m×10コースで観客席3,006人、期別にプールとスケートリンクに使用。◎サブプール=50m×8コースで観客席448人。◎飛び込みプール=22m×25mで最大水深は国際公認の5m。◎体育館=2,200㎡のメインアリーナと620㎡のサブアリーナで5,580人を収容でき、日本バスケットボールリーグの公式戦が行える。◎補助陸上競技場=陸上競技場が第1種公認を得るために整備された3種公認競技場。◎その他に野球場2面、テニスコート14面、球技場、投てき場、登はん競技場が整備されている。

ひたちなか市総合運動公園

 ひたちなか市が所有してひたちなか市生活・文化・スポーツ公社が指定管理で運営管理を行っている。

◎陸上競技場=日本陸上競技連盟第2種公認、陸上トラック9レーンで天然芝フィールド、収容人員は座席&芝で15,000人。◎野球場=高校野球の地方予選が行え、一般にひたちなか市民球場と言われている。◎総合体育館=2,390㎡のメインアリーナ(バレーボール3面、バスケットボール3面、バトミントン12面)と1,060㎡のサブアリーナ、弓道場、武道場などがある。

 金子議員は、水戸市内で公用のためケーズデンキスタジアムを一緒に研修した。


福島応援プロジェクト
夏ゆっくらキャンプ終わる


 福島応援プロジェクト茨城(代表 長田満江)では、外遊びもままならず、プールに入ることもできない福島の子ども達に対し、保養キャンプの実施など、私たちにできる支援活動をやっていこうという趣旨で、2011年7月に結成されました。

 一回目の保養キャンプは同年8月16日から19名の子ども達と1名のお母さんが参加しました。その後回数を重ねこれまで4回の保養キャンプを企画し、筑波山麓の自然を楽しんで頂ける催しを実施してきました。

 今年も、継続的に福島や関東などのホットスポットで暮らす子ども達の応援をしていこうと考え、今回福島の子ども達7人を保養キャンプに迎え、2日から8日まで茨城の地に7日間の日程で招くことになりました。

 今回から保養キャンプ拠点となる古民家(土浦市本郷)を手に入れ自前の宿舎となる「ともいきの郷」として交流の場がスタートする記念の開催となりました。


福島の子ども達・多彩なプログラムで茨城を楽しむ
(ものつくり工房へバイストスの皆さんの指導で)

 今回は初めての試みで、自前の宿舎「ともいきの郷」での8日間の合宿を計画し大勢の皆さんによる協力で工作体験やバーベキューパーティー、プール遊び、そば打ち体験、霞ヶ浦クルーズが行われましたのでいくつか実施された事業を紹介します。

   3日には、金子さんが理事長を務めるNPO法人ものつくり工房へバイストスの会員8名の指導による工作教室で不思議なカード「カメレオン」つくりや立体造形などに挑戦、夕方からはバーベキューで夕食、暗くなってから花火をあげて皆で楽しいひととき過ごしました。

   翌日の4日の午前中は、花畑プールでひと泳ぎ、午後から神郡の田井ミュージアムで自然生クラブの皆さんと太鼓のワークショップ、夕食は楽しい外食でした。

   5日は、向上庵の和尚さんによる座禅に取り組み、お茶のお点前の体験もしました。お昼は、昨年に引き続き「小町の館」でそば打ち体験をし、ご近所の皆さんの天ぷら料理と一緒にお昼する。

   6日は、広島原爆投下時に合わせつくば市内栗原の北斗寺にて平和の鐘を一振り。7日も霞ヶ浦クルーズと日程をこなし、最後の8日は午前9時に「ともいきの郷」を出発し、一路福島県の家に帰りました。




星野富弘さん・花の詩画展


 中学校教師として体育の指導中に頸髄を損傷し、手足の自由を失い、9年間の闘病生活の中、生きる希望を失いかけながらも口に筆をくわえ、絵を描くことに挑戦した星野富弘さんの「花の詩画展」が常総市・同教育委員会の主催で8月10日までの期間、常総市生涯学習センターで開催されていました。

 金子かずおさんは9日に常総市長の高杉徹市長の案内で星野富弘さんの「花の詩画展」を見学した。





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