つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2014年10月14日 第909号 発行:新社会党つくば支部

市立幼稚園&保育所で運動会が開催


 秋たけなわの季節、幼稚園や保育所では秋空のもと運動会が開催されてきています。

 金子議員の住む学校区の桜南幼稚園や並木幼稚園、桜南保育所などで親子一緒になり運動会が開かれました。

 4日には、桜南幼稚園と並木幼稚園で、11日には桜南保育所で開かれ、金子さんもそれぞれに参加し、園児の元気な姿と親子で楽しく過ごす姿を見学してきました。


障害者の日常生活及び
社会生活を総合的に支援するための法律とは、


 障害者及び障害児が自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう、必要な障害福祉サービスに係る給付その他の支援を行い、もって障害者及び障害児の福祉の増進を図るとともに、障害の有無にかかわらず国民が相互に人格と個性を尊重し安心して暮らすことのできる地域社会の実現に寄与することを目的とする、一般に障害者総合支援法と略す。

 旧法律名は障害者自立支援法であった。従来の制度と比較して、障害に対する継続的な医療費の自己負担比率が、5%から10%に倍増した。

 狙いは、少子高齢化社会に向け、従来の支援費制度に代わり、障害者にサービス費用の原則1割負担を求め、障害者の福祉サービスを一元化し、「保護」から「自立」に向けた支援にある。また、同時に国の財源負担義務を課している。


障害福祉サービス
障がい者のための施策と障がい福祉サービス


①訪問系サービス
行動支援

 知的障害又は精神障害により行動上著しい困難を有する障害者等であって常時介護を要するものにつき、当該障害者等が行動する際に生じ得る危険を回避するために必要な援護、外出時における移動中の介護その他の厚生労働省令で定める便宜を供与するもので、自己判断能力が制限されている方が行動するときに、必要な援護や外出時の支援を行うサービスです。

 つくば市内の利用者は横ばいの状況で推移いている状況であります。


狭山事件の石川一雄さんの再審無罪を実現しよう!!
映画とコンサートが行われる


布川事件で再審無罪が言い渡され会場で無罪を訴える桜井昌司さん

 狭山事件とは、「SAYAMAみえない手錠をはずすまで」上映会茨城実行委員会の資料によりますと、昭和38年5月23日、埼玉県狭山市で女子高校生誘拐事件が起き、警察は身代金を取りに来た犯人を取り逃がし、女子高校生は死体で発見された。

 世論の大きな避難を浴びた警察は、狭山市内の被差別部落に捜査を集中し、何の証拠もなく石川一雄さんを別件逮捕され拷問と誘導でウソの「自白」を強要した。

 一審はわずか半年で死刑判決となり、二審の冒頭に自分がだまされたことに気づいた石川さんは「わたしわやってない」と無実の叫びをあげた。しかし二審判決は無期懲役となる。

 石川さんは31年7ヶ月を獄に囚われた後、1994年昭和6年に仮出獄し、以来51年間無実を訴え続けています。

 現在、2回目の再審請求が取り組まれていますが、検察は多くの証拠を隠し持ったままで、東京高裁も事実を調べをしようとはしていません。

 開催の当日は「みえない手錠をはずすまで」と題して石川さんの近況報告の上映会とコンサートでは「出発の歌」(ドラマ・木枯らし紋次郎のテーマ)でおなじみの小室等さんとピアノ演奏の谷川賢作さん(作家の谷川俊太郎氏の子息)を迎え、即席のSAYAMAで映画のテーマソングの演奏に入った。


茨城県議会議員選挙で候補者擁立
「東海第2原発の再稼働を止める会」で決める


 福島原発事故が起きた時、人々は、何がおきたかも、どこでどうやって、逃げたらいいのかも知らされず、着のみ着のまま、被爆させながら逃げまどったのです。情報は隠されました。

 福島で起きた事は、明日の私たちに起きることかもしれません。

 茨城県は東海村に、東海第2原発が休止中でありますが、再稼働を狙っています。

 このような状況下の12月には茨城県議会議員選挙が行われます。それらを見据え、「東海第2原発の再稼働を止める会」が結成され4名の組織内候補と1名の推薦候補を擁立決めた。

土浦市選挙区で候補者を決める

 止める会(代表・市川紀行前美浦村村長)では土浦市選挙区に3・11事故以来、脱原発で活動を進めている小張佐恵子さんの擁立を決めた。

 小張さんは、以下の政策を実現するために止める会の土浦支部長として表明をしています。

放射能汚染から農地や暮らしを守るため東海第2原発の再稼働を止めましょう。
子どもの健康調査をはじめ県民の生命と健康を守るための施策に取組みます。
経済とエネルギーが地域で循環する仕組みを創ります。
観光の振興を軸にした土浦の創造的な地域発展を目指します。
平和で安全な社会の構築に向けて女性の力を結集します。


小張佐恵子さんと神田香織さんの対談

 小張さんの活動に賛同して、13日にはこれまで土浦市やつくば市で脱原発の講談会を開催してきている神田香織さんが参加して、「福島の現実と原発」と題しての対談と語る会が後援会事務所で開催された。




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