つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2014年10月21日 第910号 発行:新社会党つくば支部

議会活性化推進特別委員会が
20日に開催されました


 つくば市議会の議会活性化推進特別委員会が20日に開かれました。

 当日は、5日に実施した議会基本条例案の説明時に頂戴したご意見やパブリックコメントに寄せられたご意見に対しての回答内容の審議等、今後の委員会の進め方を協議しました。


障害福祉サービス
障がい者のための施策と障がい福祉サービス


①訪問系サービス
重度障害者等包括支援

 常に介護を必要とする方のなかでも、特に介護の必要度が高い方に対して、居宅介護、重度訪問介護、同行援護、行動援護、生活介護、短期入所などのサービスを包括的に提供する制度です。

 このサービスでは、様々なサービスを組み合わせて手厚く提供することにより、たとえ最重度の障害のある方でも安心して地域での生活が続けられるよう支援するものです。 

 対象者は、常時介護を要する方で、意思疎通を図ることに著しい支障がある方のうち、四肢の麻痺や寝たきりの状態にある方、知的障害または精神障害により行動上著しい困難を有する方となっています。

 具体的には、障害程度区分が区分6(障害児にあっては区分6に相当する心身の状態)に該当し、意思疎通に著しい困難を有する方となっています。

 つくば市内では、提供事業所が無く実績もないことから、利用が無いとしていますが、包括支援の必要性のある方が市外の施設を利用する場合もある。

 多くの方の利用が無いものについては広域的な施設づくりなどは重要な政策となる。



おひさまサンサン生き生きまつり


 毎年秋の恒例事業にもなっている「おひさまサンサン生き生きまつり・2014」が今年も市内の豊里多目的広場で1,800名の参加で実施されました。 

 この集いは今年で9回目を迎えますが、それまでは高齢者グループと障が者グループがそれぞれ市の主催事業でイベント開催をしてきていたものを相互交流を図り、広く市民にアピールすることも含め9年前に統合されて開催をしてきています。

 18日に開催された集いでは、豊里地区、谷田部地区、大穂地区、筑波地区、茎崎地区、桜地区の6シルバークラブ連合会の皆さんや福祉団体&福祉施設から18グループの皆さんが「きずな届け隊」「急いでゲット」「紅白玉入れ」「大玉と一緒に」などの競技に参加した。

 また、今年も交流のある県内の「常陸太田市老人クラブ連合会」からの参加もありました。


茨城県議会議員選挙に候補者を
「東海第2原発の再稼働を止める会」で決める


 福島原発事故が起きた時、人々は、何がおきたかも、どこでどうやって、逃げたらいいのかも知らされず、着のみ着のまま、被爆させながら逃げまどったのです。情報は隠されました。

 福島で起きた事は、明日の私たちに起きることかもしれません。

 茨城県は東海村に、東海第2原発が休止中でありますが、再稼働を狙っています。

 このような状況下の12月には茨城県議会議員選挙が行われます。それらを見据え、「東海第2原発の再稼働を止める会」が結成され4名の組織内候補と1名の推薦候補を擁立決めた。


土浦市選挙区でも候補者を内定する

 東海第2原発の再稼働を止める会(代表・市川紀行前美浦村村長)では土浦市選挙区に3・11事故以来、脱原発で活動を進めている小張佐恵子さんの擁立を決めた。

小張佐恵子(さえこ)さんを決める

 小張佐恵子さんは、「茨城の大地と水、いのちを守る」ため「止める会」の土浦支部長として以下の政策実現を表明をしています。

放射能汚染から農地や暮らしを守るため東海第2原発の再稼働を止めましょう。
子どもの健康調査をはじめ県民の生命と健康を守るための施策に取組みます。
経済とエネルギーが地域で循環する仕組みを創ります。
観光の振興を軸にした土浦の創造的な地域発展を目指します。
平和で安全な社会の構築に向けて女性の力を結集します。

小張佐恵子さんと神田香織さんの対談

 小張さんの活動に賛同して、これまで土浦市やつくば市で脱原発の講談会を開催してきている神田香織さんが参加して、「福島の現実と原発」と題して対談と語る会が後援会事務所で開催され、事務所開きを祝った。



小張さえこさんの活動から

つくば市議会議員 金子かずお  

 3・11以後の小張さえこさんの活動でとても大きな活動の一つが「福島応援プロジェクト茨城」です。

 環境の放射能汚染のために、外遊びもままならず、プールにも入ることができなかった福島の子供たちのために、自分たちにできる支援をやっていこうという趣旨で、2011年7月に結成されました。

 小張さえこさんと盟友・長田満江さんが中心となり、わたくし金子も少しお手伝いをさせていただいています。

 一回目の保養キャンプは2011年8月16日に19名の子供たちと一人のお母さんが参加をしました。

 福島よりも汚染の心配が少ない茨城県筑波山麓で自然を楽しむ、こうした保養キャンプを以降4回続けられています。

 小張さえこさんの想いはただただ福島の子供たちのために・・・その一点でいろいろな困難を乗り越えてこの企画を実現していく様子を私はそばで見ていました。

 「想いを実現する力」・・・小張さえこさんという人を語る時、欠かせないキーワードだと思います。

 そしてこの「福島応援プロジェクト茨城」は小張さんを先頭に大きくはばたきます。




(c) Kaneko Kazuo 2009