つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2015年1月1日 第920号 発行:新社会党つくば支部

謹賀新年









 戦後70年目、2015年の新しい年をいかがお迎えいたしましたか?

 日頃よりご支援を賜り誠にありがとうございます。昨年12月市議会最終日に議長の任期を終了し、環境経済常任委員会に新たに所属をいたしました。議長就任中は多くの皆様方のご支援をいただき改めて御礼を申し上げます。

 つくば市議会ではインターネット中継&録画配信の実施や一般質問を一問一答方式に改革的に変更するなどし、試行的でありますが議会報告会を試みてまいりました。また議会議員の政務活動費の公開についても実施してきています。

 議会改革を進めるため二年間にわたり議会活性化推進特別委員会で議会基本条例案の検討に取り組んできていましたが、暮れの12月議会では全会一致で条例を定め、今年4月1日から施行されることになりました。引き続き議会改革の推進を強化してまいります。

 景気低迷と東日本大震災の影響が重く圧し掛かり、原発事故も発生から3年10ヶ月目を迎え、多くの人は住み慣れた故郷を追われ、仮設住宅や遠く離れて避難生活を送り、茨城県内にも多くの方が避難されています。

 原発再稼働へ動きが急であります。被害者の救済なくして原発事故の解決はありません。私の目ざす政治は、福祉や教育を中心課題に「福祉の充実と住みよい町づくりをめざして」の活動を市民の皆様と共同作業で市政の改革に全力をつくすことであります。

 更に飛躍の年に、今年も一生懸命に努力を重ね奮闘してまいります。

つくば市議会議員   
金子かずお   




つくば市議会の議長を退任しました
ご支援ありがとうございました


 つくば市議会第14代議長に選出をいただき2年間の任期を無事に終了させていただきました。初めての経験でありましたが期間中は公正で公平な立場で努力をしてまいりましたつもりでありますが、議員の皆様にはご協力をいただき感謝を申し上げます。

 この間、茨城県市議会議長会、茨城県南市議会議長会、全国特例市議会議長会などの定例会議や研修、総会などに出席する傍ら、市内の行事、イベント、各種催しに参加するなどしてまいり、多くの皆さんにお世話様になりましたことを経験に引き続き宜しくお願いを申し上げます。




脱原発で県議会議員選挙を戦って・・・・・土浦


 茨城では、昨年の12月14日に県議会議員選挙が3・11福島第一原発事故後に初めて行われた。

 日本原電が茨城県の東海第2原発の適合性審査の申請を行って再稼働へ向けての準備も進めているさなかの選挙戦でもり、大変重要な意味を持っている選挙でありました。

 事故の収束はいよいよ困難な様子を呈しているにもかかわらず、放射能汚染地帯への帰還計画を強引に進めようとし、一方では原発再稼働への動きを顕著にするなど、3・11の体験から何も学ぼうとしない政権の現状に強い怒りを禁じ得ない。

 その中で、今後の茨城にとって東海第2原発問題は避けて通れない課題であり、その解決次第で県政の基本的な形態は決まってくると考えられました。

 いまある大地や海を後世の人たちによりよい環境として残していくのにはどうしたらよいか、科学技術と命、経済活動とエネルギーのあり方など方向性が求められていきます。これまでのままでよいのか、変わっていかなければならないのか。東海第2原発問題はそのようなところにつながっています。

 今回の県議選は、東海第2原発の再稼働の是非を明確に問うこと、それを最大限の争点にすることが何よりも重要であり、選挙戦を通じて再稼働を止める事を明示し、勝ち抜くことが必要な選挙であり「東海第2原発の再稼働を止める会」土浦支部長の小張さえこさんが出馬をした。

 10月13日に後援会事務所で交友のある講談師神田香織さんを迎え対談を行い。また事務所開きでは「東海第2原発の再稼働を止める会」所属の取手市選挙区で出馬をした現職の細谷典男県議(落選)から当時の県議会は「再稼働反対」が3名しかいない、その数を増やすためにも小張さんに頑張っていただきたいと激励し、続いて支援する井坂正典土浦市議や金子かずおつくば市議、海野隆町議などから激励を受け小張さんは、放射能汚染から農地や暮らしを守るため東海第2原発の再稼働を止めさせ、茨城の大地と水いのちを守る先頭に立って頑張る決意を述べた。

 しかし、衆議院解散総選挙と同時選挙となった12月14日の投開票の結果5,373票で落選をすることとなった。

 運動の一環として「止める会」から脱原発の候補者を擁立した全員が落選をする結果となったが、総選挙後は再稼働の動きが強まってきていますので力を合わせた取り組みをつくりだしましょう。


「小田氏治」居城小田城跡をテレビで紹介


 昨年末の27日にNHKテレビ(Eテレ)「知恵泉」番組で、つくば市の小田城跡を拠点として、県南地区で最大の勢力を誇った小田氏、その最後の当主「小田氏治」と居城である小田城跡が紹介されました。

 この番組は、先人たちの底力 知恵泉 年末スペシャル「負けたのによく生き残った!戦国武将特集」で取り上げられたものです。

 放映では、つくば市教育委員会の文化財課職員が現地案内を努め、これまでの調査を踏まえ説明役を果たしていました。




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