つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2015年9月8日 第953号 発行:新社会党つくば支部

つくば市議会・ 9月議会は2日召集


一般質問に18名の議員が登壇する

 つくば市議会の9月定例議会は2日から開催され、報告5件、認定9件、議案18件が上程されました。

 報告では、平成26年度の一般会計継続費清算について、平成26年度の健全化判断比率及び資金不足について、文化振興財団の経営状況の説明について、国際交流協会の経営状況の説明について、公用車事故の先決処分について等々であります。

 認定では、26年度の一般会計及び国民健康保険特別会計、下水道事業特別会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険事業特別会計、水道事業会計などです。

 議案では、街路維持改修事業、道路新設改良事業、公的病院運営支援補助金などが計上されています。

 また、一般質問には18名議員が市政全般にわたり質問をします。


市長は総合運動公園構想を白紙撤回


 2日に開会したつくば市議会9月定例議会の行政報告で市原市長は8月2日に実施された「仮称つくば市総合運動公園基本計画およびこれに係る市費の支出の賛否を問う住民投票」の結果(賛成15,101票・反対63,482票)を踏まえ「総合運動公園の基本計画を白紙撤回する」とした。

総合運動公園関連の質問議員は12名

 一方、9月議会の一般質問者18名の議員中12名の議員から、総括と今後の方針やスポーツ推進計画、住民投票の事前運動、今後の方向性、総合運動公園建設計画の進め方、総合運動公園の市の考え方、総合運動公園整備事業全般、総合運動公園事業推進の根拠、パブリックコメント、総合運動公園の住民投票、総合運動公園整備事業のこれまでとこれから、総合運動公園用地の不動産鑑定、住民投票の結果と責任、市長の政治責任などを内容とした総合運動公園及び関連の質問を行うことが通告されています。


金子議員の一般質問内容


 9月議会での金子かずお議員の一般質問の内容は①つくば特別支援学校について、②総合運動公園について、③公共施設のトイレ対策について、執行部を質します。
総合運動公園及び関連の質問は他の議員と重なることが多くあると思います。

1 つくば特別支援学校について

[質問趣旨]…つくば特別支援学校の開校時は211人のスタートでしたが、昨年度は359人の児童生徒となり8年間で約150人増加し、県内では最大級の規模となっています。

 これまで増加する児童生徒に対応するため多目的教室などを活用して対応してきていたが、近年では特別教室や実習室などで対応してきている現状で、抜本的な対策が求められてきています。
マンモス化の解消については過去に改善を求める意見書がつくば市議会から県に提出されている経緯があります。

 現況の状況についてどのように把握しているか伺いたい。


2 総合運動公園について

[質問趣旨]…総合運動公園についての市の考え方を伺いたい。

(1)住民投票までの経緯と取り組み
(2)住民投票の結果
(3)これからの対応
(4)条例の効力と対応


3 公共施設のトイレ対策について

[質問趣旨]…公共施設でのイベント開催時に女性トイレが不足している状況がみられるが、対応策は考えているのか伺いたい。


いばらき総がかり行動


(アベ政治を許さない・茨城総がかり行動水戸市内にて)

日 時:

9月15日(火)
16時半〜 リレートーク
17 時半〜 デモ
会 場: 水戸駅北口ペデストリアン
主 催: 同実行委員会

田中三彦氏(元国会事故調査委員)
の講演会


 田中さんは(株)バブコック日立で原子炉圧力容器の設計に従事され、退社後は専門家の立場から原発の根本的な危険性を指摘し執筆活動を続けてきています。

 9月5日に脱原発ネットワーク茨城の主催で行われた田中三彦さんの講演会では、福島第一原発事故後は国会事故調査委員会の原子炉技術パートでの専門家として事故を分析し、東京電力が隠そうとする不都合な事実に鋭く迫ってきた経験や国会事故調査委員会の活動終了後の立場から、日本各地で福島事故の真相が究明されないまま、原発の再稼働計画進められている事や東海第2原発の再稼働に向けた取り組みが進められている現況で、私たちが何をすべきかが語られた。




(c) Kaneko Kazuo 2009