つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2016年1月19日 第970号 発行:新社会党つくば支部

筑波山の太陽光発電施設建設で筑波山地区の自然、
   住民生活を守るための署名行動が進んでいます


 筑波山中腹で進められている太陽光発電施設の建設に関し、貴重な自然環境を守り、美しい景観を保全するために、土砂災害、浸水被害防止の観点から、地元の区会や神社、旅館組合、商店街など関係者は共同して計画に反対の声を上げ、計画の見直しを求めています。また筑波山地区の自然、住民の生活を守るため、乱開発の防止・景観保全を目的とした条例の制定を求めて署名行動に取り組んでいます。

 市原市長は、10日の成人式のあいさつで街づくりの取り組みを述べる中で「筑波山のかけがえのない自然環境を守る意義」も述べています。

 署名の提出先は、市原健一つくば市長宛てになっています。
署名用紙は金子議員も取り扱っていますので必要な方はご連絡をお願いします。


新春賀詞交歓会に850人


 市内の研究機関や企業、商工会議所など各種団体など各界から約850人の参加でつくば市新春賀詞交歓会が12日に開催され、金子議員も参加をし意見交換を行ってきました。

 今年は5月につくば市内でG7茨城・つくば科学技術大臣会合が5月15日から17日までの期間で開催されることから、多くの出席者からは期待の声が出される中、賀詞交歓会では新年の抱負など語りながら、交流と連携を深める機会となった。


1000人参加で出初式


 市内7支団51分団からの構成で防火や防災で地域の安全安心を担う、つくば市消防団の出初式が11日に市民ホールやたべで開催されました。

 この日は永年勤続功労者や優良分団表彰、優良分団長、日本消防協会長表彰、茨城県消防協会長表彰、小・中生徒を対象にした火災予防運動防火ポスターの表彰などが行われました。出初式には団員約1,000人が参加し士気を高めました。

 式典の終了後に女性消防団員による「応急手当指導デモンストレーション」ととび職による伝統の「はしご乗り」が披露された。
金子議員も激励に参加をしました。

 また1月29日には、消防庁、茨城県、つくば市、茨城県消防協会の合同主催で「消防団を中核とした地域防災力充実強化泰会」in茨城2016がつくば市内の国際会議場を会場に開催されます。

 この事は2013年12月に「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」が成立したことに伴い全国大会がつくば市で開催されるものであります。


金子かずお議会報告・一般質問から

公共施設の女性トイレ対策について


質問・金子かずお議員

 公共施設トイレ事業も、高齢者や子供、障がいを持つ人々の利用要望や社会ニーズに応える形で改善が進められてきています。

 学校のトイレ、公園のトイレ、交流センターのトイレ、また、民間施設におけるトイレの改善も素早いものがあります。

 先日、開催されました「まつりつくば」などでは、臨時の仮設トイレが各所に配置されていましたが、男性用も女性用も利用者の長蛇の列になっていました。さらに改善が必要だというふうに思っております。

 さて、市の大きな施設では、その都度、開催されますイベントの内容によっては、女性客が男性客を上回るお客さんの入場もあります。例えばノバホールなど、休憩のときには女性トイレが不足している状況が見られるが、対応策などについての考えを伺いたいと思います。


答弁・市民部長

 公共施設のイベント開催時における女性トイレの状況については、ノバホール、つくばカピオ、市民ホールともに、満席に近い入場者がある催し物の場合は混雑が発生している状況です。 

 特に公演等の休憩時間には女性トイレの混雑がおさまるまでに15分以上を要する場合があります。

 対応策といたしましては、多くの入場者が予想される催し物の場合、休憩時間を延長し、混雑が解消するまでの時間を確保する。
館内の比較的混んでいない別のトイレに分散させて誘導する。隣接する施設への出入り口を一時的に開放し、そちらのトイレに誘導するなどの対策をとっているところでございます。

 今後さらに、利用状況及び対策について調査を進めるとともに、施設の新たな整備やトイレを含む大規模改修を行う際には、利用実態に合わせたトイレの設置について検討していきたいと考えております。


質問・金子かずお議員

 これは催し物の会場のところでは、急にお客さんがいっぱい集まるという形でありますから、想定外のこともあるかというふうに思っておりますが、固定のところでの利用目的によっては対策がとれる状況があると思います。

 そういう点から、速やかに対処していただきたいということを要望しておきたいと思います。




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