つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2016年2月23日 第975号 発行:新社会党つくば支部

3月議会が始まる


 つくば市議会の3月定例議会は12日に告示され24日から来月の18日までの日程(予定)で開催されます。

 新年度を迎える3月議会は市長による所信表明と主要施策の表明があり、会派による代表質問があります。また市政全般にわたる一般質問もあります。

 金子かずお議員の一般質問は、新年度の市長の所信と主要政策からと障害者差別解消法、電力自由化についてであります。

金子かずお・一般質問の内容

市長の所信と主要政策から

質問趣旨・・・・
平成28年度市政運営の所信と主要政策の概要が示され「住んでみたい、住み続けたい、つくば」の市政運営の基本方針が示された。

(1)「人をつなぐ」「地域をつなぐ」「未来へつなぐ」とした連携を重視した施策に取り組むとしているが、

  1. 「人をつなぐ」のつくばに住まい、働き、学び、集う人々の英知を結集し、連携を深め、つくばの魅力や活力を高めていくとしているが、2035年にはつくば市においても人口減少の見込みでありますが、行政は何を提供し何を基盤に高める政策を示せるのか。

  2. 「地域をつなぐ」では、旧市街地や集落、新たに整備された研究学園やTX沿線地区での生活圏の分離を確認したうえで、今後、定住自立圏や連係中枢都市圏の形成などを視野に入れ、近隣自治体と連携を深め、共に発展できる体制を構築していくとしているが、どのような対応策を取るのか。

  3. 「未来へつなぐ」では、研究成果を活用し、イノベーションを絶え間なく創出するとし、「G7茨城・つくば科学技術大臣会合」のつくば市開催に際し、つくばの最先端の科学技術の取組みやつくば市の様々な魅力を、国内外に発信することで、人や企業、投資などを引きつけ、つくば市の発展につなげるとともに、東京オリンピック、茨城国体等の機会を逃がさず、スポーツや文化、食や農業など、つくば市の資源を磨き・活用することで、郷土として誇りの持てる成熟した都市を目指し、つくばの未来へとつないでいくとして、直面の課題を表記しているが、つくばの未来とはどのようなイメージを表現しているのか。

 主要な施策のアとして(1)つくばの特性をいかした産業の競争力の強化でしごとをつくるとして ア(新たな産業創出)の三点であります、・つくば国際戦略総合特区プロジェクトの推進。・本社機能の移転や拡充などの企業立地の推進。・産業用地整備計画の検討などについての現状認識について。

 (産業競争力の強化)で6点ほど目標を上げていますが、自治体の役割と産業界の役割について。イとして(2)結婚し、子どもを産み・育て、健康に生活できる環境をつくる。として結婚、出産、子育て、教育の切れ目のない支援を行い、健康に生活できる環境を整えるとしているが、(結婚・出産、子育て環境の充実)の7項目についての充実策と(教育日本一を目指して)の4項目について具体的な支援策の内容等を。 ウとして(4)公共交通網で結ばれた安全で安心な地域をつくる。として(公共交通網の整備と拠点化の推進)で3点を挙げているが具体的な推進計画について。また、(防災力・防犯力の強化)で5点の施策を強化するとしているが具体的な推進計画について。

障害者差別解消法・つくば市の役割は

質問趣旨・・・・
 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律に伴うつくば市の役割について。
 (1)国連の「障害者の権利に関する条例」の締結に向けた国内法制度の整備の一環として、全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられる ことなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現に向け、障害を理由とする差別の解消を推進することを目的として、平成25年6月、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(いわゆる「障害者差別解消法」)が制定されました。

 法の趣旨を理解や周知するには時間が必要として、施行は一部の附則を除き平成28年4月1日となっています。障がい者の身近な相談窓口として、政府が全国の自治体などに設置を勧めている「障害者差別解消支援地域協議会」の準備状況についてつくば市の現状について。

(2)障害者総合支援法が施行されてきていますが、障害者総合支援法の施行3年後の見直しが制度で決まっていますが、つくば市の現状は。


電力自由化に伴うつくば市の考えは

質問趣旨・・・・
 電力小売り自由化が段階的に進み、いよいよ4月から一般家庭や商店など小口利用者向け市場を新規参入に開放する全面自由化が実現する。

 電力入札に取り組む自治体や新たに自治体として生産者と消費者をつなぐ役割を担うなどの動向に注目が当たりますが、電力自由化に伴うつくば市の考えについて。


筑波山 梅まつり


 今年で43回目を迎えた筑波山梅林の梅まつりが2月20日から3月21日までの期間で開催されています。

 20日には梅林会場の「おもてなし館」付近の特設会場で小雨が降る中でしたが筑波山梅まつり開園祭と開園式が行なわれ金子さんも参加しました。

期間中にはイベントも企画されています。





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