つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2016年4月26日 第983号 発行:新社会党つくば支部

議会報告・一般質問から


 今号では、県道藤沢荒川沖線の桜南小学校から国道354号線方面の交通安全対策についての一般質問を掲載しました。
この質問は昨年の12月議会で取り上げたものです。

 特に答弁は全文を掲載し、質問内容に答えているかの検証をしていただきたいと思います。

桜南小学校方面から
  国道354号線方面間の交通安全対策を

質問・金子かずお議員
県道藤沢荒川沖線の桜南小学校から国道354号線方面に行く交通安全対策について伺いたいと思います。

答弁・建設部長
 当路線は、土浦市藤沢地内と土浦市荒川沖地先を結ぶ幹線道路であり、地域住民の日常生活を支える生活道路であります。
道路管理者である茨城県土浦土木事務所に確認したところ、道路整備については、歩道設置、路面表示、歩道橋の安全対策整備が完了している路線であるとの回答を受けております。

質問・金子かずお議員
 この話をしているさなかに、先般、11月の20日前後に、軽自動車が歩道に乗り上げて、標識をなぎ倒して直角に曲がるようなものが写真で送られてきたんですけれども、そういう道路標識をなぎ倒すような事故があったということで、大変驚いているわけでありますけれども、通行人がいたら大変大きな事故になっていたんではないかなと思ってます。
 アクセルとブレーキを踏み間違えて歩道に乗り上げるという事故が非常に多くなっている。
さらなる取り組みをお願いしておきたいと思いますが。

答弁・建設部長
 具体的に事故の把握はしておりませんけれども、先ほども述べましたけれども、通学時間帯には通勤と重なりまして、相当の交通量が発生しているという状況は把握しておりますので、今の歩行者、特に歩道を歩いている方々の交通安全に向けた何らかの具体的な取り組みを、土木事務所のほうに要望していきたいと思っております。

質問・金子かずお議員
 よろしくお願いしておきます。


熊本地震・甚大な被害が続出する


 熊本県や大分県で続発している地震の被害は、日増しに被害状況は判明する中での救出作業が繰り返されている。

 特に車内に避難をしていた被災者にエコノミークラス症候群による死者が出る状況となっている。

 避難生活の長期化に伴って震災関連死が増える懸念が高まる中、機動的な対応に全力を尽くし、避難所での不自由な生活を解消するよう住環境の確保を図ることを望みたい。

 市では、飲料水やブルーシートを支援品として送っている。


川内原発の運転停止を申入れる


 県内で脱原発の取り組みを進めている脱原発ネットワーク茨城では、現在唯一稼働している川内原子力発電所 1 号・2 号についても近接する断層での地震が考えられ、発電所 に緊急事態が起きる可能性が高い状態として川内原子力発電所 1 号・2 号の即時停止を求める要請(下記文書)を九州電力株式会社に行った。

2016 年 4 月 17 日

九州電力株式会社
代表取締役社長 瓜生道明 殿
東京支社長 戸上勝喜 殿

脱原発ネットワーク茨城 

川内原子力発電所 1 号・2 号の即時停止を求める要請

 2016年4月14 日夜間より発生した九州熊本県を中心とする、大規模な連続地震は現在も収束していません。
4月17日午前の時点で震度5弱以上を14回、震度1以上は400回を超えています。

 今回の地震を引き起こしている断層は隣接する別の断層へと影響を与え、震源が複数の個所になる現象が観測されており、今後の推移には厳重な警戒が必要です。
稼働中の川内原子力発電所1号・2号についても近接する断層での地震が考えられ、発電所に緊急事態が起きる可能性が高い状態と言えます。


 一方で既に発生している大地震により、隣県熊本県を中心に九州圏では、交通網をはじめとするインフラが寸断された状態にあります。
現在の状態では、万一の際の住民の避難、安全確保が非常に困難であるばかりでなく、新規制基準審査の際に御社自らが計画した緊急時の物資、設備、人員の運搬確保も困難です。


 地震による緊急事態が起きる可能性が高いにも関わらず、それに対応できる条件が既に崩れている。
この状態下での、川内原子力発電所1号・2号の運転継続は危険と判断せざるを得ません。

 以上の理由を踏まえ、稼働中の川内原子力発電所1号・2号の即時停止を要請します。





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