つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2016年7月19日 第994号 発行:新社会党つくば支部

夏・祭りの季節を迎える


 2016年今年も海の日を迎える季節となりました。この時期は集落や区会・自治会の夏祭りや納涼祭が開催されてきています。

 金子議員も以前に居住していた並木地区の「並木夏祭り」や地元下広岡の祇園祭に参加をしてきました。

 並木地区の「並木夏祭り」では、副実行委員長として開会のあいさつを行い、下広岡の祇園祭では来賓として挨拶を行い、引き続きの活動を誓いました。


今年も福島応援プロジェクトでイベント

 福島原発事故から6年目を迎えるこの季節、今年も福島の子どもたちを茨城の郷に招待し夏休み中の7月31日から8月6日までのひと時を過ごしてもらいたいと茨城の夏ゆっくらキャンプ~2016年が計画されました。

 今回は8月1日に八郷の佐藤由里さんのお計らいで「快療法」の健康講座を開くなど、震災と原発事故から6年目を迎え、健康被害も目立つようになって来ているといわれていることなどお聞きします。

 当保養キャンプの一番の目的である、健康増進のための取り組みを基礎としてプログラムを実施し、いっそう元気になって福島に戻ってもらいたいと企画されています。

 金子議員も参加している「ものづくり工房へパイストス」もイベント参加します。


議会報告・一般質問から


 平成28年度の市政運営についての所信と主要施策の概要が3月議会で示されました。
このことは毎年3月の定例議会で所信と主要施策の概要が新年度予算編成と合わせ市長より市政運営について提起がなされ、これまでにも会派からは代表質問で多くの内容が取り上げられてきています。  金子議員は会派構成員が3名以下でありますので会派代表質問ができませんので工夫を重ね一般質問の中で取り上げてきています。
質問から少し時が過ぎましたが政策としてスタートしている案件も在りますので報告します。
特に答弁は全文を掲載し、質問内容に答えているかの検証をしていただきたいと思います。

住んでみたい、住み続けたい、
   つくばの市政運営の基本は②

地域をつなぐとは?

質問・金子かずお議員
地域をつなぐでは、旧市街地や集落、新たに整備された研究学園やTX沿線地区での生活圏の分離を確認した上で、今後、定住自立圏や連携中核都市圏の形成などを視野に入れ、近隣自治体と連携を深め、ともに発展できる体制を構築していくとしているが、どのような対応をとられていくのか、伺いたいと思います。


答弁・市原健一市長
地域をつなぐでありますが、人口の集中している研究学園地区やTX沿線地区において、広域的な商業、業務などの都市機能の集積と充実を図り、にぎわいづくりを進めるとともに、周辺の旧市街地においても、その地域生活拠点としての施設整備や機能の充実を図り、中心部とは異なった、ゆとりある生活空間づくりを進めてまいりたいと思います。
さらに、両者を結ぶ交通網の整備と利用環境の充実を図り、地域間の交流を促進することによりまして、ハブアンドスポーク型のまちづくりを進め、生活の利便性と地域力の向上を図ってまいりたいと思います。

 あわせて、つくば市が県南・県西の中心的都市であることに鑑み、広域的立場から、その圏域を牽引することも重要であると思います。
その取り組みの一つとして、六つの都市による筑波山地域ジオパーク推進協議会や、桜川市など県西3自治体と広域公共交通に関する協議会を立ち上げているところでございます。

 このように、近隣の自治体との連携を強化し、観光、交通、企業誘致など、さまざまな分野において、自治体の枠を越えて効果的に事業を実施していくことにより、広域圏全体の発展につながるよう施策を進めてまいりたいと思います。


未来へつなぐとは?

質問・金子かずお議員
 未来へつなぐでは、研究成果を活用し、イノベーションを絶え間なく創出するとし、G7茨城・つくば科学技術大臣会議のつくば市開催に際し、つくばの最先端の科学技術や、科学技術の取り組みやつくば市のさまざまな魅力を国内外に発信することで人や企業、投資などを引きつけ、つくば市の発展につなげるとともに、東京オリンピック、茨城国体等の機会を逃がさず、スポーツや文化、食や農業などつくば市の資源を磨き、活用することで郷土として誇りの持てる成熟した都市を目指すつくばの未来へとつないでいくとして直面の課題を表記しておりますが、つくばの未来というイメージをどのような形で表現しているのか。


答弁・市原健一市長
本市は、国内外に誇れる最先端の科学技術の集積地であるとともに、東京から1時間圏域にありながら、豊富な農産物や緑豊かな自然など、他の自治体にはない魅力ある資源を有していると思います。
特に、科学技術の分野においては、本年5月に開催されるG7茨城・つくば科学技術大臣会合の開催地決定の際に、つくば市が最先端の科学技術が集積する世界最大級のサイエンスシティであり、我が国の科学技術力を世界にアピールできる環境が整っていると評価されたことからも、本市が世界に誇る科学技術の集積地として認められている状況にあります。

 また、2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されるなど、改めて首都圏に注目が集まる中、本市の魅力をPRする絶好の機会が到来したものと感じております。このようなチャンスを生かし、つくば市未来構想で掲げる「住んでみたい 住み続けたいまち つくば、人と自然と科学が育むスマート・ガーデンシティ」という本市の未来の都市像へつないでいくことは、つくば市の持続的発展につながるものと考えております。本市に生まれ育った皆さんも移り住んでこられる皆さんも、郷土として誇りを持てるような成熟した都市づくりを目指してまいりたいと思います。




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