|
週刊・新社会つくば
2016年9月13日 第1,000号 発行：新社会党つくば支部
|
|
つくば市議会一般質問終わる つくば市議会一般質問は14名の議員が登壇して7日、8日、9日の三日間行われました。 金子がずお議員は、①北条地区に来年開校する施設一体型の小中一貫校の特別支援学級の開設に伴う内容について。②つくバスとつくタクの利用について。③職員の健康管理について。④風水害による被害状況対策について。…を取り上げました。 質問の内容と答弁は後日に掲載します。
特別支援学級について
質問趣旨…約10年前に「特別支援教育」が学校教育法に位置づけられ、すべての学校で障害のある幼児、児童生徒の支援をさらに充実していくこととなった。その充実のため、特別支援教育相談事業や特別支援教育支援員配置事業らが関連する事業として位置付けた。
それらの経緯を通じ、つくば市内の34小学校に特別支援学級（78クラス）が、15中学校に特別支援学級（36クラス）がある。 支援学級の内容は、知的障害、自閉症・情緒障害、言語障害、難聴、通級指導教室と様々になっている。 施設一体型の小中一貫校の開校を2017年に目指し、北条地区に建設が進められてきているが、秀峰筑波義務教育学校（仮称）での特別支援学級クラスの取り組みに状況について、また各学校での特別支援学級の状況について、支援学級の生徒の状況、保護者との話し合いなど新設校における考え方は。
つくバス・つくタクについて
質問趣旨…平成27年の年間利用者数はつくバスが953,837人、つくタクは48,544人で、つくバスの運行事業は全国的に見ても引けを取らない企画である。
つくタクは市内を筑波地区，大穂・豊里地区，桜地区，谷田部地区，茎崎地区の5地区に分け地区内運行で。つくばセンター（つくば駅）・研究学園駅・つくば市役所・イーアスつくば・クレオ前・筑波大学病院前・筑波メディカルセンター前の7か所の共通ポイントへの運行の2通りとなっている。 この「つくタク」の運行は交通弱者や利用者にとっては便利なもので、その立場からさらに市民に親しまれ、利用されるようにするために5地区に分けた地区内運行と市の中心部や医療関係を重点とした共通ポイント制を全地区乗り入れできるように改革を提言する。
職員の健康管理について
質問趣旨…自らの健康管理については一部自己管理となるが近年、市の職員の死亡について耳にする。
病気の原因については多岐にわたることと思いますが、ここ数年の年度別死亡者数は何人位になるのか、早期発見体制や健康管理の現状は。
豪雨や災害対策について
質問趣旨…近年各地区で台風被害が伝えられ、特に記憶に新しいのは鬼怒川決壊による常総市の水害は今日まだ十分な復旧が終了していない状況だ。
昨年9月に起きた鬼怒川決壊による常総市の水害の教訓を生かそうと、3日に日本災害情報学会主催で「鬼怒川水害から一年～情報と非難を考える」のシンポジュウムが開催され、当時の高杉徹市長が出席し、当時の緊迫した状況を説明されたと報道があった。また「鬼怒川・小貝川下流域大規模氾濫に関する減災対策協議会」でも市の対策は十分なのかなど水防災意識強化週間では沿岸10市町でパネル展を3日から10日まで開催され、つくば市では市役所とクレオスクエアで11日まで開催する。 最近の台風による風水害による被害状況対策については。
茨城ユニオン大会 茨城ユニオン第15回定期大会がこの程、土浦市内で開催され、金子議員は来賓挨拶をしました。大会議案の中では、この間7件の労働争議を勝利的に解決し、現在3件のの争議を継続中であることが報告されました。その中には不当解雇、パワハラ、不当配転、労働条件の一方的不利益変更、時間外賃金の不払い、など多岐にわたっています。 大会ではまた、本年11月13日投票のつくば市議会議員選挙に立候補予定で、茨城ユニオンの組織推薦候補である、現職の金子和雄議員は挨拶で、人口構成の大きな変化、新人候補者の多数出馬など、厳しい選挙戦が予想されるが全力で頑張りたい、組合の支援・協力を強くお願いしたいと訴えました。 |
新社会つくば版発行が今号で1000号を数えます。毎週火曜日に月四回の発行で約２１年間にわたり発行してきました。