つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2016年11月15日 第1004号 発行:新社会党つくば支部

つくば市議会選挙


新議席決まる
 任期満了で行われた、つくば市議会議員選挙は13日に実施され、新人4名、元1名、現23名の新議員28名の顔ぶれが決まった。

2581票で当選・金子議員

 38名の候補者で争われた市議会議員選挙は、多くの新人候補が出馬する中、23名の現職議員が議席を守った。  福祉が大切にされる政治の実現を訴えた金子かずお議員は、18位の2581票で議席を確保した。


(つくば市議会議員・金子かずお)

市長選挙
 いがらし立青さんが当選

 つくば市長選挙も同時に行われ、3名の候補の選挙戦となりましたが、金子かずお議員が支持した新人のいがらし立青さんが40069票を獲得して当選した。


金子さん公約実現へスタート

 金子議員は、今回の市議会議員選挙に以下の公約を掲げ、市民の負託に応えていく決意を表明しています。
これらの実現に任期4年間奮闘してまいりますので、引き続きのご支援をお願いします。

  1. 特別養護老人ホームの待機者ゼロと予防・在宅・遠隔型の医療・介護の整備。
  2. 保育園の待機児童ゼロで女性の社会参加を推進する環境の整備。
  3. 障がい児保育の・療育の充実と障がい児へ支援員の増強、福祉会館づくり。
  4. 脱原発・再生可能エネルギー発電の推進と乱開発を伴う太陽光発電の規制。
  5. 小田城跡などの文化財の保全と筑波山など豊かな自然環境の保全。
  6. 便利に利用できる「つくバス&つくタク」と公共交通網の充実。
  7. 定住外国人の市政参加と国際都市にふさわしい平和な街づくり。
  8. 自治基本条例の策定と各種審議会委員の公募で市民参加の拡充。
  9. 児童生徒数に見合う学区編成と教育環境の充実。
  10. 他の自治体では取り組みのある「市営霊園」の構想。


つくば市民文化祭が開かれる


 11月5日と6日の両日に開催された、つくば市民文化祭はつくばカピオ・吾妻交流センター・さくら民家園を会場にした中央会場を中心に各地域を拠点に開催された。

 中央会場では、お茶会や作品展示、ステージ発表、小中学校芸術展が開催されていた。金子議員も5日の日に中央会場を訪れた。

⇒⇒集会の案内⇒⇒ ⇒⇒ ⇒⇒ ⇒⇒ 

戦争法廃止!海外派兵・参戦は許さない
  11・20県南集会

場所・・土浦市亀城公園広場
日時・・11月20日(日)1時30分から


狭山事件
石川一雄さんの再審・無罪


 「狭山事件と人権を考える茨城の会」では10月10日「寺尾判決」の不当性を再認識し、石川一雄さんの再審の実現と無罪を勝ちとるため一環として狭山事件の映画「造花の判決」の上映会をつくば市内で開催しました。

 狭山弁護士団は8月22日に、第3次再審請求で石川さん宅の鴨居から発見されたとされ、東京最高裁で有罪認定の最有力証拠とされる万年筆が被害者のものではないとする新証拠(下山鑑定)を提出しました。

 弁護団は第一、第二次再審請求でも万年筆が被告のものではないと主張しており、最高裁判決はインクについて被害者が使っていたものと違うと認めたが「別のインク」を補充した可能性もある」と退けていた。

 今回、弁護団が提出した鑑定書は、絵画や文化財の非破壊分析の専門家である前吉備国際大学副学長の下山進博士が、警察で行った方法で実証実験を行ったもので、万年筆に別のインクを補充した場合、元のインクの色素が検出されることが明らかになった。
警察が起訴後に行った鑑定では、別のインクの色素は検出されておらず、万年筆が被害者のものでないことは明らかで、裁判所の「インク補充説」は石川さんを有罪にするための詭弁で、下山鑑定で発見万年筆が被害者のものでないこと、別物であることを明らかにしている。

 「狭山事件と人権を考える茨城の会」では、今後、山下鑑定人を招き事実調べを求める署名行動とハガキ要請活動などを展開することにした。




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