つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2017年1月31日 第1,013号 発行:新社会党つくば支部

筑波地区の小中一貫校
工事遅れ開校1年延期で来年4月の開校


 つくば市では、小中一貫校の取り組みで義務教育課程を推進し春日学園に続く小中一貫校の取り組みとして筑波地区の元庁舎後に新校舎を建設中でありますが、天候不順で工期の遅れが発生し現在校舎は完成していません。

 新校舎の完成は9月と発表されていますが、筑波地区は筑波東中学校、筑波小学校、田井小学校、北条小学校、小田小学校を学区にした紫峰学園と、筑波西中学校、田水山小学校、作岡小学校、菅間小学校を学区にした百合ヶ丘学園とがあり、今年4月に紫峰学園地区を統合し、来年度に百合ヶ丘学園が合流して秀峰筑波義務教育学校として二段階方式で新たに小中一貫校の開校する予定でありました。
完成は9月と発表されていますが、市ではアンケートで関係者の考えを参考に開校日を決めた。


筑波東中学校は9月に移行する

 つくば市筑波地区の元庁舎後に建設中の小中一貫校の秀峰筑波義務教育学校開校時について、市は一年遅れの2018年4月と決めた。

 内容を見ると筑波小学校、田井小学校、北条小学校、小田小学校を学区にした紫峰学園の児童生徒は現在の学校に通い、筑波中学校の生徒は9月に完成後の新校舎に移るとしている。

今後の話し合いも重要

 地区の説明会やアンケート調査、意見主役と秀峰筑波義務教育学校の工期遅れから地域からの声や関係者からの声、子供達の声と様々な角度からの声が交差した数か月であった数か月でしょう。

 今回の決まりごとは最善の手法として提案されたもので、一致した総意の意思で決まったものではないのでこれからの課題もある。
来年から一緒になる百合ヶ丘学園の皆さんお声も大切ですし、保護者の皆さんに理解をしてもらうことに努力を注いでいただきたい。


労組の旗開きに参加


 新年を迎えたら、もう1か月が過ぎようとしています。今年も組合や地域で活動をしている労働組合の新春旗開きにお招きいただき金子議員も来賓として参加をしてきました。

 右隣の記事の茨城ユニオンでは21日に旗開きを開催し今年の取り組みをスタートさせました。茨城ユニオンは一人でも加入できる組合で、写真のように街頭での宣伝行動や電話相談の開設をしています。

 相談は労働相談ホットラインを開設し毎月行われ、今月は「不当配転」を中心に行われ、来月以降は「非正規雇用差別」「解雇・雇止め」「労災・職業病」「ブラックバイト」などテーマ毎の相談を受けている。
詳しくは、ホームページでNPO法人・茨城労働相談センターを検索。

筑波大学中国人留学生学友会新節祭開かる


 筑波大学で学ぶ中国人留学生による新年会が例年と同じく盛大に開催されました。

 この新年会は、中国では旧正月を記念して開催されるもので、中国では新年を迎えるイベントであります。
今年も筑波大学で学ぶ学生による運営で、男女に分かれた紅白歌合戦やゲスト演奏者などの参加と近隣の日中友好団体の皆さんとの交流が繰り広げられました。

 つくば日中から金子さんと土河さんが参加しました。



 茨城ユニオンでは最低賃金を時給1,500円に引き上げるよう求める宣伝行動を展開し、金子かずお議員も顧問として参加しました。

茨城県の最賃は771円

 第46回中央最低賃金審議会で、今年度の地域別最低賃金額改定の目安について答申が取りまとめられた。答申のポイントは、各都道府県の引上げ額の目安について、Aランク25円からDランク21円まであり、茨城県はBランク24円に該当し、わずか771円になるだけだ。

永遠にワーキングプア?

 このようなペースでは、Dランクの17県が時給1,000円になるまでに10年以上かかってしまう。(実際にはその間に物価も上がり、実質的な賃金上昇は打ち消される。)

 仮に時給1,000円になったとしても、月に20日フルに働いても月収16万円で、年収200万円以下のワーキングプアに変わりはない。

「結婚の壁」は時給1,500円

「結婚の壁」が年収300万円といわれており、そのためには最低、時給1,500円が必要である。

 今こそ、最低賃金の抜本的な改革をめざそう。時給1,500円の最低賃金を実現し、他方で中小企業の経営安定化させるために、中小企業への支援策を実施する必要がある。




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