つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2017年3月28日 第1,021号 発行:新社会党つくば支部

新年度予算が決まる


 つくば市は歳入面で、つくばエクスプレス沿線開発の進展に伴う人口増加や個人住民税、固定資産税などが増加現象となっています。
つくば市議会は2月22日から3月17日までの日程で開催され、2017年の予算審議が行われました。審議された今年度一般会計予算額は87,672,000千円が計上され、各常任委員会で審議され17日の本会議で予算案は全会一致で採択されました。

 その他の予算は、国民健康保険特別会計予算、下水道事業特別会計予算、後期高齢者医療特別予算、介護保険事業特別予算、水道事業会計予算案も全会一致で採択されました。

主な新規事業・拡充事業

 新規・拡充する事業としては、官民格差是正と待機児童解消のために民間保育士の給与月額の補助を41園で行う。遠隔学区からのバス通学の小学生のバス代の補助を行う。春日学園のスクールバス運行の補助を行う。ひとり親家庭の外来医療費負担の無料化を10月から実施する(年間300万円の所得以下の家庭)。小学校の特別支援教育支援員63人を40人増加して103人とす


文化協会芸術展が開かる

 つくば市文化協会芸術展が同実行委員会(和知裕善実行委員長)の主催で22日から26日までの日程で、県立つくば美術館で開催されました。

 今年で25回目を迎えた芸術展では、絵画部門、書道部門、写真部門、パンフラワー部門、きり絵部門、俳句部門、陶芸部門の7部門に分かれた作品が展示され、多くの皆さんが観賞に訪れていました。

 この芸術展が文化協会会員の生きがいと地域文化の向上、さらに、つくば市が芸術の街に発展するよう活動が継承されることを祈ります。


卒業・卒園



 今年も卒園・卒業の時期を迎え、つくば松美高校、並木中学校、桜南小学校、桜南幼稚園、桜南保育所から式典のご案内が届きました。

 桜並木学園並木中学校の卒業式は3月10日に行われ、156名の生徒が新たな進路に向けてスタートを切った。桜並木学園桜南小学校は3月23日に継志式(67回目の卒業式)が行われ74名の卒業生が参加し、佐藤校長先生より卒業証書が授与された。

 桜南保育所では3月24日に30回目の卒園式が行われ、6年間の保育を最長に26名の園児が卒園した。

 桜南幼稚園は3月議会の最終日の17日と重なり欠席し、つくば松美高校は観梅時期の混雑で式典に参加できなくなりました。


4月1日の人事異動から


 17日に4月1日付の人事異動の内示が出されました。

 組織再編が行われ現在の13部局52課12室から11部局54課14室となります。

 福祉部子ども課と教育局の幼稚園や放課後子ども教室などを統合した「子ども部」が新設され、企画部と科学技術振興部を統合して「政策イノベーション部」にする。

 市民部の中に新設される相談センターは旧町村単位で市内の窓口センター内に6か所新設され次長クラスの職員を配置する。

新設される部の紹介

 組織再編が行われ11部局54課14室となりますが、新たにスタートする組織部名を紹介します。
市長公室・総務部・政策イノベーション部・市民部・財務部・保健福祉部・子ども部・経済部・都市計画部・建設部・生活環境部・教育委員会・議会・消防本部・選挙管理委員会・監査委員・農業委員会・公平委員会・固定資産評価審査委員会・オンブズマンとなります。

再任用で2部長が就任する

 今回の組織改革では部長職で退任する2部長が再任用で引き続き部長職に着くことが決まりました。

 一人は、新設される「子ども部」の部長に、もう一人は引き続き「財務部」の部長となります。

 再任用で引き続き部長職を務めるのはつくば市では初めてであります。


広瀬隆講演会

「地震と原発再稼働の危険」について広瀬隆講演会を下記の通り開催いたします。

日 時  : 4月1日(土)午後1時開場
会 場  : 土浦市民会館 小ホール
チケット: 1,000円
主 催 : 脱原発ネットワーク茨城

講演会講師の広瀬隆さんと



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