つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2017年7月4日 第1,034号 発行:新社会党つくば支部

つくば市議会
6月定例市議会が終わる


 6月定例のつくば市議会は6月29日に終了しました。一般質問では16名の議員が市政全般にわたり質し、5名の議員から質疑が出されました。

 補正予算(第二号)では、働き方改革推進業務委託費、児童福祉施設整備費補助金、放課後児童クラブ整備費補助金、小学校教育用コンピューター賃借料、中学校教育用コンピューター賃借料など補正では、予算を1億3755万4千円を増額し、つくば市一般会計予算を878億1810万6千円とするものでした。

 また、市民活動センター、ノバホール、つくばカピオ、大曽根児童館などの指定管理者委託や秀峰筑波義務教育学校スクールバス運行業務委託、小中学校教育用パーソナルコンピュータ賃借やふれあいプラザ、市民研修センターの指定管理など20件の債務負担行為が追加されました。


つくば市東京事務所の廃止


 2005年につくばエクスプレスの開業に合わせてつくば市東京事務所は「企業誘致」「誘客促進」や「移住・定住」などシティセールスの拠点として開設され今日まで業務の取り組みが進められてきていました。

 6月議会の行政報告で、つくば市東京事務所は来年の3月で賃貸借契約が満了となり、一定の成果も上げてきたことから閉所することとが明らかになりました。

   


つくば市の
情報公開の実施状況


 平成28年度つくば市の情報公開制度における情報公開の状況が公表されました。

 つくば市の情報公開の件数は前年度の77件から63件増え28年度は140件の請求受付がありました。

 140件の受付件数で市内からは76件、市外からは63件で請求者の実数は77件であります。

主な開示請求の主な請求内容は

 一年間の請求内容は以下のとおりです。 公共工事関係48件、開発・許可に係わる土地・建物関係16件、委託契約関係14件、福祉施設事業関係8件、要望書関係8件、職員関係7件、会議等資料関係、議会関係5件、体育施設事業関係5件、環境事業関係5件、管理文書関係4件、学校関係3件、消防関係3件、個人情報関係3件、その他3件の140件となっている。

 その内、開示が110件、部分開示が75件、不開示が51件となっている。




 日本教職員組合が労働調査協議会に依頼しインターネットアンケート調査を開始したのが2月16日。およそ2カ月で全国各地から2,012人が回答そして、臨時・非常勤教職員の抱える不安や悩みが語られています。以下に紹介します。

長く勤めても昇級無し

・職場はとても働きやすいです。でも、結構な内容の仕事をしていても給料はとても低いのが現状です。長く勤めていても、昇給等もありません。空白期間があるために、保険証を返して、また入りなおすということも・・あまり、気分はよくありません。子どもが大きくなって、大学進学を考えるあたりから、給料の低さを身にしみて感じるようになってきました。

勤務日以外にも出勤

・非常勤で週当たりの時間数が限られているので、勤務日以外に出勤しなければならないような公務分掌を担当させないでほしい。

出勤日と認めてくれない

・担当の授業がある日以外、試験問題の作成・印刷の日、試験当日の日、成績入力の日などについて、費用弁償(交通費支給)の関係で出勤日と認めてくれない管理職が多い。出勤簿の捺印部分を勝手にナイフで 削られたことがある。

1年ごとに転勤

・1年ごとに引っ越しを伴う転勤があり、精神面、金銭面ともに辛い思いをしています。せめて、2年は同じ勤務地で働きたい。

仕事は家でしろ!

・「早く退校するように!」と学校は出されるが、結局は「仕事は家でしろ!」で、持ち帰りの仕事が増えるだけ。根本的に仕事の量を減らさないことには、

曖昧な契約内容

・契約内容をきちんと伝えてほしい。「曖昧な契約内容でも、講師だから仕方ないだろう」という考え方を改めてほしい。




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