つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2017年8月1日 第1,037号 発行:新社会党つくば支部

茨城県知事選は
鶴田まこみさんを推薦


 茨城県知事選挙が8月10日(木)告示の27日(日)の投票で行われます。
金子かずお議員の所属する新社会党は「動物愛護を考える茨城県民ネットワークCAPIN」理事長の「鶴田まこみ」さんが、いのち輝く茨城の会から無所属で出馬することに伴い推薦し、県知事選に臨むことになりました。

 鶴田さんは、今回の選挙戦で多くの思いを述べていますが、大きく5本の柱にまとめています。
その内容は①だれもが安心して暮らせる茨城 ②暮らし応援で、地域を元気に ③原発からいのちを守り安全に ④憲法と住民自治を生かす茨城に ⑤すべてのいのちが輝く県政に、であります。

 ◎東海第二原発の再稼働についてであります。東海第2原発は、2018年に運転期限の40年を迎える老朽原発です。
原子炉のひび割れの危険性が高く、火災によわいケーブルが4割も使用され、津波による炉心損傷率が最も高い原子炉です。

 この危険な東海第2原発をさらに20年間期限延長し、再稼働しようとしています。県内の自治体では三分の一の自治体議会が再稼働反対、20年間延長に反対しています。

 人権問題であります。朝鮮学校を高校無償化の対象から外したのは違法であると大阪朝鮮学園が国に処分取り消しと無償化の指定義務付けを求めた訴訟で、28日に大阪地裁は朝鮮学校側の全面勝訴を言い渡しました。
これまでも自治体で補助金や支援を行ってきていましたが近年は廃止されてきています。茨城県も予算化されてきていましたが、ここ二年ほど補助が打ち切られて言います。私たちは、補助金について県との交渉を粘り強く繰り返しています。

 最後になりましが、住民自治であります。
つくば市では、総合運動公園の建設で住民投票を実現させ、計画を白紙撤回させることができました。住民の声が生かされる、大切にされる政治を実現させましょう


稲田防衛大臣が辞任


 南スーダン国連平和維持軍活動(PKO)派遣部隊の日報問題で稲田明美防衛相が引責辞任に追い込まれた。

 稲田明美防衛相は過去に何度も行動や発言が問題視され、防衛トップや政治家としての資質に疑問符がついてきていました。

 しかし、お友達内閣の安倍首相にかわいがられてきたといわれており、靖国神社参拝や教育勅語の評価などタカ派的な行動で注目されていた人物だが安倍首相も8月3日の内閣改造までは持たないと判断し、本には引責辞任をした。

 また、28日に防衛相が発表した特別防衛監査の結果発表では、陸上自衛隊が昨年、存在していた日報を開示せずデータを削除したと認定。組織的な隠蔽が確定しました。

 しかし、その文章の内容はPKO派遣部隊の対象(戦闘・戦争状況)なの未解明の部分の多く残す結果となった。


労災認定 過労で心の病、最多498人


 過労や仕事の強いストレスが原因でうつ病など精神障害を発症し、2016年度に労災認定された人は、前年度比26人増の498人に上ったことが30日、厚生労働省のまとめで分かった。5年連続で400人を上回り、統計の残る1983年度以降で最多となった。

自殺・未遂は84人

 このうち過労自殺(未遂含む)は9人減の84人で、過去4番目に多かった。労災認定、自殺ともに20代以下の増加が目立ち、電通の新入社員で15年末に自ら命を絶った高橋まつりさん=当時(24)=も16年度に労災認定されている。

 厚労省職業病認定対策室は「職業による精神障害が労災対象と周知されたことで、認定件数が過去最多となった。労働時間より職場での人間関係が原因となったケースが目立った」としている。

 労災申請は71人増の1586人と、4年連続で最多を更新した。

(6/30時事通信)


地域の文化施設の紹介
   美浦村文化財センター


 美浦村文化財センターの前身は、村内の遺跡(陸平貝塚)から出土した遺物の収蔵・整理施設であったプレハブ建物でした。
 そこには陸平貝塚などの発掘に参加する多くの学生や研究者が集まり、熱心に調査研究がおこわれたため、「陸平研究所」という看板が掲げられました。その後、陸平貝塚の保存と活用を進めるボランティアの方たちの活動拠点にもなり、そこからさまざまなイベントや体験事業が発信されるようになります。
 このようなソフト先行の文化財保護・活用活動は、「博物館はもう動いている」(博物館のような立派な施設も無いのに、活動は博物館以上におこなわれている)と評されることになります。

 そして、以上の活動実績を受けて、平成16年にオープンしたのが現在の文化財センターです。
 収蔵室と整理室の他に、新たに陸平貝塚のガイダンスも兼ねた展示室と、体験室や、ボランティアの人たちが集える部屋も設けられました。
 別称として継承された「陸平研究所」という名前には、それまで関わった多くの人たちの熱い想いが込められています。

(美浦村のホームページより転載)


8・26原発いらない茨城アクション


日時   2017年8月26日(土)
会場   東海村・阿漕ケ浦公園
     13時20分~14時20分 集合
     14時~15時  移動・人間の鎖 徒歩で移動し東海第二原発を包囲する
スピーカー・ルポライター 鎌田 慧さん

 東海第2原発は、2018年に運転期限の40年を迎える老朽原発です。原子炉のひび割れの危険性が高く、火災によわいケーブルが4割も占め、津波による炉心損傷率が最も高い原子炉です。

 この危険な東海第2原発をさらに20年間期限延長し、再稼働しようとしています。


過去の脱原発デモ行動より




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