つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2017年9月19日 第1,043号 発行:新社会党つくば支部

来年4月に新しい学校が開校


 つくば市では平成30年4月に、新らたに3校の施設一体小中一貫校の開校を予定し9月議会で校名が決まりましたので紹介します。

(学園の森義務教育学校校舎イメージ)

 (仮称)葛城北部学園の校名が「学園の森義務教育学校」に決まりました。場所はつくば市学園の森二丁目15番地1です。


(みどりの学園義務教育学校校舎イメージ)

(仮称)みどりの学園の校名が「緑の学園義務教育学校」に決まりました。場所はつくば市みどりの中央12番地1です。


(秀峰筑波義務教育学校の入り口付近)

 9月1日より筑波東中学校の生徒は秀峰筑波義務教育学校の新学校に通学しています。来年4月から筑波西中学校、菅間小学校、田水山小学校、作岡小学校の生徒が新しく加わります。場所は北条5073番地です。


原発ゼロでがっちり


 原発がないと世の中がまわらない、と思っているあなたに。原発ゼロで日本経済は揺るがない、ということを示しましょう。新エネルギーが新しい経済力を生み出し、原発ゼロでがっちり。これからの話、ズバリ、吉原毅さんに聞きましょう。

日  時 9月30日(土)午後3時半
場  所 茨城県南生涯学習センター
前売り券 500円 金子かずお迄

《講師紹介》
 1977年に城南信用金庫入職。2011年に理事長に。福島第一原発事故より「原発に頼らない安心できる社会へ」を宣言し、金融界を通じて自然エネルギーや省エネルギーを推進を提言している。


原発はトリチュウム放出


上岡直見[環境経済研究所(技術士事務所)]

 もともと商用原発は大気と海洋にトリチウムを放出してきた。年間の商用原発からのトリチウム放出量は経産省の資料で公開されている。構造上、加圧水型の方が放出量が多い。福島第一原発事故の前年度の2009年度では全国で3.9×10の14乗㏃となっている。

 ただしこれは海洋放出分のみで大気への放出量は公開されていないが、大気への放出は海洋分を上回るとの推定もある。

 この量はいま福島第一原発の事故現場に溜まっている廃水中のトリチウムよりはるかに多い量に相当する。東電が以前から廃水の海洋投棄を示唆している背景として、原発はどうせトリチウムを環境中に放出するのだから、それに少し追加されてもどうということもないという認識があるのではないか。

 ところで広島原爆では、1.1×10の16乗㏃のトリチウムが生成されたと推定されている。これから計算すると、全国の商原爆は出分だけでも20年か30年で、さらに大気放出分を入れるとトリチウムについていえば数年でも広島型原爆を上回る量を環境中に放出してきた可能性がある。

 電力業界はトリチウムは大量の海水で薄まるから問題ないと説明してきた。しかしそんな理屈なら大気圏内・水中核爆発でもいずれ薄まるから問題ないことになってしまう。

 よりによって現政権は、トリチウムの放出量が多い加圧水型原発を優先して再稼働を推進している。

 北朝鮮の核問題は相手方の管理は容易ではないが、原発は日本の選択で止められる。政権を変えることが最も有効な安全保障である。   

(【TMM:№3161】より転載)


憲法カフェ・桜ニュウタウン


止めよう戦争への道!百万人署名運動 事務局長 西川重徳さんを迎えて開催する

 日本国憲法は、日本人が自ら創ったものでなく、GHQが短期間に創ったものだから変えなければならないといいう意見があります。

 日本国憲法は占領下に押し付けられたとの見方は本当にそうなのか?この問題に詳しい「止めよう戦争への道!百万人署名運動事務局長」西川重徳さんを迎えてお話を通じて日本国の憲法成立を振り返りお話を伺いました。

 西川重徳さんは、戦争で最初に犠牲になるのは真実である。国家権力に対して不断に警告することは、自由を獲得する道である。日本国憲法に習熟すること日本国憲法の原理・原則、解釈、適用に習熟することは自由を獲得する最善の道である。とまとめた。


原爆と原発の恐ろしさを訴える


 被爆72周年原水禁世界大会が広島会場、長崎会場で開催されました。

 8月5日の広島では「女性のひろば」が「今を知ろう 考えよう~伝えようヒロシマ忘れまいフクシマ~」をテーマに開催され、8月8日には長崎会場で「女性交流のひろば」が開催され「戦争をした側の責任が果たされていない。まったく放置されてきた朝鮮人被爆者問題、行政区域で被爆者と認められない被爆体験者問題など、72年経った今でも原爆は終わっていません」と主催者挨拶がありました。

(i・女のしんぶん 9月10日より)




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