つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2017年10月10日 第1,046号 発行:新社会党つくば支部

衆院選本日10日・公示


 今回の選挙は、前回行われた衆議院議員選挙から10議席減の465議席で争われます。 

 安倍首相の再登板から5年弱の政権運営が問われるが、自公両党が政権に復帰して以来、数の力による安倍1強の国会運営が続き、その力を背景に安全保障関連法や「共謀罪」などの重要法案が強硬的に採択されてきた。

 また先の都知事選挙でも多くの国民・都民は「森友・加計」疑惑に蓋をする首相にNO姿勢を示した。

 今回も選挙で直前に消費増税の見直しを持ち出すことも3回目を数えます。

 内閣が改造され国会で本格的な質疑も行わず、臨時国会冒頭に解散するなど民主主義の一片も見えないのが安倍政権の政治姿勢であります。

野党共闘候補への支援を

 安倍自公政権が「森友・加計疑惑を隠す」衆議院解散総選挙に打って出るなか、政権批判の受け皿を狙い「希望の党」が登場し民進党がそれに飲み込まれるように選別され分裂してしまい民進党の有志から「政府の統治を憲法に基づき行う原理で、政府の権威や合法性が憲法の制限下に置かれていることに依拠するとい考え」に基づく「立憲民主党」が枝野幸男代表も基に誕生した。

 新社会党は改憲阻止の再構築のためには選挙区での野党共闘・候補者一本化の実現と比例区での統一名簿の必要性を主張してきた。しかし、このままでは自公・維新・希望の改憲勢力で3分の2議席を確保するとの分析もあり、改憲阻止の再構築の実現のために共産・社民・みどり・新社会の4党の推薦を受け、野党統一候補の兵庫9区で闘う菊池憲之候補(新社会)を先頭に各地区で「野党共闘候補」を中心に「戦争法と改憲に反対する候補者」を推薦・支持してたたかうこととした。




(c) Kaneko Kazuo 2009