つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2017年11月7日 第1,049号 発行:新社会党つくば支部

おひさまサンサン生き生きまつり2017


 市内の高齢者と障がい者を中心にして開催される「おひさまサンサン生き生きまつり2017」が10月28日につくばカピオを会場に開催されました。近年の異常気象に関連し雨天対策で室内での開催が続きますが、今回は雨模様でしたがカピオ会場で熱気あふれる競技が開催されました。

 この大会には、市民や児童及びボランティア団体が協力して、スポーツやレクリエーション活動を行うとともに、障がい者や高齢者が創意工夫を凝らして製作した作品を展示・販売する機会を提供しましたが、小雨の中カピオ前広場で開催されていました。金子かずお議員も来賓として参加してきました。


今年も参加茨城YMCA
インターナショナル・チャリティーラン


 茨城YMCAインターナショナル・チャリティーランは障がいのある子どもたちを応援するイベントです。障がいのある人もない人も共に走り、支えあうことで障がいのある子どもたちが幸せに生きていくための理解と共感の浸透を広げることをミッションとして全国で開催しています。

 第四回を迎え茨城YMCAは洞峰公園を会場に「おひさまサンサン生き生きまつり2017」と同じ日の10月28日に開催され、実行委員の金子さんも午後から参加をしました。


会派の視察研修を実施する


 金子かずお議員は10月10日、11日、12日、13日と会派の視察研修を行いました。

 視察研修内容①は、奥州市で実施している地域6次産業化ビジョンにおける目的、検討課題、ワークショップ、開発された商品などと29年度の取り組みについて。②は八幡平市で実施されている高齢者ハウスは高齢者に対して、居住機能及び老人デイサービス機能を総合的に提供する施設地について。③は六ケ所原燃PRセンターで原子燃料サイクル施設ついて。④はむつ市で実施されている地方再生先行型事業における商店街活性化の「得するまちのゼミナール」略して「まちゼミ」の仕組み。⑤は江戸時代から知られている特別史跡の三内丸山遺跡について視察研修を行いました。


教育予算の充実を国に提案


 つくば市議会の文教福祉委員会(金子かずお議員所属)では、9月議会で請願のあった教育予算の拡充を求める意見書案を審議し、全会一致で採択することを決めた。また、9月15日の本会議でも国に教育予算の拡充を求める意見書を提出することを全会一致で決めた。


教育予算の拡充を求める意見書

 学校現場における課題が複雑化・困難化する中で子どもたちのゆたかな学びを実現するためには,教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが不可欠です。そのためには教職員定数改善などの施策が最重要課題となっています。
(公財)連合総合生活開発研究所の教職員の働き方・労働時間に関する報告書によると,7~8割の教員が一月の時間外労働が80時間(過労死ライン相当)となっていること,1割がすでに精神疾患に罹患している可能性が極めて高いことなどが明らかにされました。明日の日本を担う子どもたちを育む学校現場において,教職員が人間らしい働き方ができるための長時間労働是正が必要であり,そのための教職員定数改善も欠かせません。

 義務教育費国庫負担制度については,「三位一体改革」の中で国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられました。いくつかの自治体においては,厳しい財政状況の中,独自財源による定数措置が行われていますが,地方自治体の財政を圧迫しています。国の施策として財源保障をし,子どもたちが全国どこに住んでいても,一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。ゆたかな子どもの学びを保障するための条件整備は不可欠です。

 よって,国会及び政府におかれては,地方教育行政の実情を十分に認識され,地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるようにするために,下記の措置を講じられるよう強く要請します。


  1. きめ細かな教育の実現のために少人数学級を推進すること。

  2. 教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため,義務教育費国庫負担制度を堅持すること。

 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成29年9月15日

つくば市議会

(提出先)
衆議院議長 議院議長 内閣総理大臣 財務大臣 総務大臣 文部科学大臣




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