12月議会
金子議員の一般質問内容
12月定例議会で金子かずお議員の一般質問は以下の通りです。一般質問は12月5日、6日、7日が予定されています。
1、選挙権年齢が引き下げられたことについて
質問趣旨・・・公職選挙法が改正により、平成28年の参議院選挙から18歳以上20歳未満の方が新たに参政権を得られましたが、ここ数回の選挙の状況と啓蒙対策について。
2、市営霊園の構想について
質問趣旨・・・水戸市や土浦市など自治体で運営している霊園があります。市民の方から市営霊園を求める声を聞きますが、市の霊園に対する考えについて。
3、つくば市役所の庁舎について
質問趣旨・・・つくば市役所は平成22年5月6日に開庁し、今日を迎えております。開庁時より手狭を想定する声も聞きましたが、近年の手狭な状況は深刻な状況であると判断しています。新たな対策を必要とすることが求められていると感じますが現状について。
とりこわされる建物‥廃材の行き先は
(イメージ)
|
4、盛土・資材置き場などの環境景観に関することについて
質問趣旨・・・花室地区、花園の地区、吾妻地区の皆さんから、住宅地に隣接した場所が、盛土や資材置き場となれば環境、景観などが損なわれることを心配をしていることが表明された要望書が提出されていると聞きます。経過と近隣住民の考え、事業所の方針などについて。
5、青少年の居場所事業について
質問趣旨・・・いくつかの交流センターで行われている青少年の居場所事業について、現状の成果及び実績と今後の政策方針について。
6、つくば特別支援学校の混雑緩和と高等特別支援学校について
質問趣旨・・・つくば特別支援学校の混雑緩和と高等特別支援学校について市でできること、県に要請することなど、今後の取り組みについて。
議会質問・一般質問から
金子議員のこれまで行ってきた一般質問内容と答弁について紹介しています。前号に続き「ふるさと納税」についてであります。
ふるさと納税について②
質問・金子議員
最近では、お礼の品物だけが注目されるようになり、雑誌のふるさと納税特集でも、多くの形態としては、どこの自治体は、どんなプレゼントが送られてくるといったものだけで関心が集まっているようであります。行政経済学では人の思いや好み、そういうものに対して左右されるというようなことになるということで、少しこの制度がひとり歩きをして、本来の納税の枠から外れていくんではないかというような心配があるというような形を危惧する文章も目にするわけであります。
うまく寄附金を集める自治体と、アピールの下手なところでは集まるお金に大きな差が生じてくると。そうすると、当然普通の形で納税があれば、全部その居住する自治体に入るわけですけれども、そうじゃない、ふるさと納税なんかでいけば、他の自治体にいってしまうわけですから、大変その自治体としては努力をしても不本意な形になっていくというようなことにつながるということで、私は一定程度問題化することは必要なのではないかというふうに思っておりますけれども、つくば市では、今のところを何かお考えを持っているかどうか、お尋ねしたいと思います。
答弁・神部政策イノベーション部長
議員からご指摘いただきました点につきましては、今さまざまな考え方やその態度、実際どうやっていくのかといったことが、自治体ではいろいろと考えられていると承知しております。
実際、納税の考え方につきましては、住民が住んでいるところに対して住民サービスを受けるために税を支払うというのが基本的な考え方というのを、我々もそういう考え方も重々承知しております。そういった中で、我々は本年より返礼品を開始させていただきましたが、これにつきましてはやはり、実際に我々が寄附としていただいている額と、実際につくば市から他の自治体へ流れていっている額の差が大きくなってしまっていることというのをどういうふうに、しっかりそれに対しての対応をしていくべきではないのかというのが1点あるのとともに、この制度自体も、実際につくば市を好きになってもらう、つくば市を知ってもらうといった手段としては有効であるのではないかというふうに考えております。
ただ、これをお金を、寄附を集めるためにやるというのではそれは意味がないと思っておりまして、こういった取り組みを通じて、つくばを知ってもらい、それがきっかけとなり、こういう制度がなくても実際につくばのものを買ってもらう、つくばに来てもらう、そういった流れをつくっていく、そういった長い目でこの制度を活用していく、そういったことが大事ではないのかというふうに考えて取り組んでいきたいと思っております。