今日から一般質問が始まる
つくば市議会12月議会は今日、5日から一般質問が始まります。今回の一般質問通告の議員は18名で、9月議会の質問議員の18名と同数でした。
最近多くの方より市営霊園の要望を受けますが、今回の議会で取り上げますので関心をお持ちください。
今回の一般質問では他に以下の通告をしています。
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1、選挙権年齢が引き下げられたことについて。
2、市営霊園の構想について。
3、つくば市役所の庁舎について。
4、盛土・資材置き場などの環境景観に関することについて。
5、青少年の居場所事業について。
6、つくば特別支援学校の混雑緩和と高等特別支援学校について。
みもり園まつりに参加する
11月11日に水守地区にあります「みもり園」の19回目を迎えた「みもり園まつり」招待をいただき参加してまいりました」毎年のことですが、地域に開かれた福祉施設を目指す姿が地域からの参加者から伝わる楽しいひと時を過ごしてまいりました。
開催当日は雨模様のためオープニングセレモニーの太鼓の演奏などが室内で開催されましたが、山菜売り場や模擬店、アユの塩焼きなど盛りだくさんでした。
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特別支援教育推進室の設置から8か月
今年の4月からつくば市教育局内に特別支援教育推進室が設置され8か月が過ぎました。障がいのある子どもたちが、通常のクラスで学ぶ支援や特別支援学級における適切な指導・配慮など必要な支援が提供され、また特別支援学校への進路指導などに取り組んできています。
7月の時点で特別支援教育員が約100名配置されてきていますが、支援員は子どもたちに配属されるのではなく学校に必要な人数を配置し個々の生徒に時間割で支援体制が取られている。この制度の導入について早くから推進を提起していた金子議員ですが、さらに充実した支援員制度にするために提言をしてまいります。
議会質問・一般質問から
金子議員のこれまで行ってきた一般質問内容と答弁について紹介しています。前号に続き「ふるさと納税」についてであります。(ふるさと納税関係は今号でおわり)
ふるさと納税について③
質問・金子議員
私は、日本国内にどこに住んでも同じ法律で生きているわけですよね。どこでも平等に生活できる、そのうちの一つとして税があると思うのですよね。
そういう点から見ると、本来の姿ではないだろうと私は思います。そういう点で、先ほど部長のほうから、つくば市も財政的に不利益をこうむっているような話も聞けますが、念のために本来入ってくる金額と入ってこない金額というのはどのくらいなのか、ここでわかれば教えていただきたいと思います。
答弁・神部政策イノベーション部長
平成27年度の実績でございますが、これが一番手元にある最新の数値となっておりまして、実際に寄附を、つくば市が受けた受領額につきましては約266万円となっておりまして、一方、他の市町村へ流れた寄附金の合計が約4億6,000万円、実際その影響により、個人の市民税の減収した額というのが約1億8,000万円となっております。
質問・金子議員
それだけ見ると、つくば市にとっては、財政的な部分から見れば、一応感じ得るものがあるかというふうに思いますが、私は何かの機会に、つくば市と同じような立場になっている自治体が相当数あるのではないかなというふうに思いますので、こういう私から見れば公平ではないというような税制度がずっと長く続くようなことはいかがなものかなということをどこかの機会で発言できることがあったら、五十嵐市長に心にとめていっていただきたいなというふうに思います。どうもありがとうございました。これはこれで終わりにしたいと思います。
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質問を終えて「ふるさと納税」とは
平成20年度の税制改正で、いわゆる「ふるさと納税」の仕組みが導入されました。これは、納税者の「ふるさと」に対する想いを税制上からも後押しするという観点から、都道府県・市区町村に対する寄附金について、極力自己負担の少なくなるように、個人住民税と所得税からの控除を拡充する もので、寄附金控除という形態をとってはいるものの、実質的には、税の一部を「ふるさと」に納税することと同様の効果をもたらすものです。
制度の導入から今、各自治体がふるさと納税にどのように取り組み、どの程度の実績を挙げているのか、あるいは、制度を執行する上での課題やふるさと納税そのものに問題点はないのかといったことについて、検証してみる必要があると考え、今回の一般質問となりました。
左記の政策イノベーション部長の答弁にもありましたが、本来つくば市に納税されるものが他の自治体に流れていく様を税の公平の立場から見逃すことはできない。引き続き制度改正の声をあげていくことが必要である。
つくば市議会議員 金子かずお