つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2018年5月22日 第1,076号 発行:新社会党つくば支部

てぜまな市役所対策・
  市庁舎内の駐車場敷地に


3階建てのプレハブで対応

 3月議会で労働環境にも悪く手狭になってきている市役所について質問をしましたが、市は筑波大学に賃貸している筑波大学春日プラザの4階に経済部を早々に移転させ業務を開始しています。
 また、研究学園のつくば市役所隣接の駐車場の一部に3階建てプレハブ建築で建設し、31年の今頃には使用できるように設計・工事に入る。

 計画では、1階の地域に開放される会議室を3部屋程度確保し、2階、3階を執務室にする予定という。今のところ移動部局は決まっていないという。


6月の定例議会は12日に開会予定


 6月市議会の日程は、6月12日に開会され、19日、20日、21日の3日間に一般質問、25日と26日に四つの常任委員会が開催される予定であります。

 最終日は、29日が予定されています。


議会報告・一般質問から


市民の要望が多い
市営霊園の構想について

質問・金子かずお議員

 市民要望が多い市営霊園の構想について伺います。

 墓地には寺院墓地、公営霊園、民営霊園の三つがあります。公営霊園とは市町村などの自治体が管理運営をしている墓地のことであります。 私の調べでは、県内では水戸市や土浦市、石岡市、常総市、筑西市などで取り組まれているようでありますが、近年、つくば市では市内移動や永住を決意する方による転入など、つくば市内に移動により人口が23万を超える状況であります。

 そのような状況の中で、公営霊園によるお墓を求める声を聞きます。公営霊園は自治体が運営しているので、経営が安定している。宗旨・宗派を問わない。永代使用料が比較的安く設定されている。石材店を自由に選ぶことができるなどの特徴があり、市民ニーズに応えられています。

 そこで、質問でありますが、お隣の土浦市には市営いわゆる公営霊園が自治体で運営されておりますが、つくば市にはありません。市民の方から市営霊園を求める声を聞きますが、市の霊園に対する考え方について伺いたいと思います。


答弁・政策イノベーション部長

 市営霊園に関する市の考えについてお答えいたします。

 まず初めに、県内における他の自治体の状況につきましては、先ほどご指摘いただきましたとおり、水戸市、土浦市のほか、近隣では石岡市、常総市、筑西市などが挙げられております。つくば市におきましては、現在、人口が増加傾向にあり、それに伴って近い将来、墓地需要が高まる可能性があるものと認識しております。一方、市内で許可を受け区画販売している民間霊園における空き区画数は、本年11月現在で約5,500区画となります。

 このようなことから、本市における墓地需要は現時点においては逼迫している状況ではないと考えております。 したがいまして、市営霊園建設の必要性は現時点では余り高いものではないと思われますが、先ほど申し上げましたとおり、近い将来、墓地需要の高まる可能性があるものとは認識しており、今後の動向については注視してまいりたいと考えております。


質問・金子かずお議員

 注視していっていただけるということでありましたので、それ以上ないのかもしれませんけれども、実際に、私だけではないと思うんですけれども、市内を歩きますと、おうちをつくったけれども、最後の考え方としてはやっぱりお墓も近くにあったほうがいいよねという声をよく聞きます。
そういうことから見て、ぜひこれは市民からさまざまな形で声を聞いて、やっていただきたいなというふうに思っていますけれども、そのことだけお尋ねしたいと思います。


答弁・政策イノベーション部長

 ご指摘の内容につきましては、重要な観点であり、将来的なつくば市の課題の一つとして認識しております。今後も、墓地埋葬などに関する市民意識の変化や市民ニーズの把握などに努めて、また考えていきたいと思っております。


質問・金子かずお議員

 では、引き続きよろしくお願いしたいと思います


 つくば市に転居してきた方から身近なところで先祖を敬うことができたらいいねとの声をよく聞きます。そんな声を大切にしていきたいと思い取り組んでいきます。




(c) Kaneko Kazuo 2009