議会報告・一般質問から

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中心市街地の活性について�@

（営業が終了したクレオ）

　つくば駅周辺の活性化は、魅力あるまちづくりをすることとして、市として必要不可欠なものと考えられます。

　クレオの店舗の営業が終了し、その再生について市がかかわることについては賛成意見も多くありました。

　しかしながら、市として関与することは断念されました。中心市街地に不足する公共施設の設置や、既存公共施設利活用の検討、つくば駅に近接する街区における住宅制限の検討なども行い、人々が集うつくば市の玄関口としてより魅力あるまちづくりが必要であります。金子議員は先の議会で中心市街地の活性化について質しましたので紹介します。

今後の中心市街地の考え方
将来に向けた構想の考え方

質問・金子議員
　私から、12月議会の開催に当たりまして一般質問を行います。

　中心市街地についての質問をいたしたいと思います。

　つくば駅周辺の活性化は、魅力あるまちづくりをすることとして、市として必要不可欠なものと考えられます。クレオの店舗の営業が終了し、その再生について市がかかわることについては賛成意見も多くありました。しかしながら、市として関与することは断念されました。

　そこで、２点にわたり質問をいたします。１点目といたしましては、今後の中心市街地の考え方についてどのように詰めていくのか、改めてお伺いしたいと思います。

　２点目としては、同じような質問になるかと思いますが、将来に向けた構想についてお尋ねをしたいと思います。

答弁・五十嵐市長
　クレオ再生については、つくば中心市街地まちづくりヴィジョンに掲げるコンセプトを実現させるための方策の一つとして具体的な検討を行ってきましたが、クレオ再生のための運営に市が関与することについては断念したところです。

　しかしながら、つくば市の顔であり、交通結節機能が充実している中心市街地の魅力を向上させることは、市域全体の魅力向上や全てのつくば市民の利便性向上につながることから、現在、ヴィジョンの実現に向けた戦略づくりに取り組んでいるところです。その中で、中心市街地に不足する公共施設の設置や、既存公共施設利活用の検討、つくば駅に近接する街区における住宅制限の検討なども行い、人々が集うつくば市の玄関口としてより魅力あるまちづくりを進めていきます。

質問・金子かずお議員
　中心市街地から再質問をしていきたいと思います。

　広報紙では、市長は中心市街地まちづくりヴィジョンで、つくば市を取り巻く社会情勢や地域の都市構造は大きく変化してきていると認識し、またＴＸつくば駅周辺の中心市街地では、大型商業施設の撤退、国家公務員住宅の廃止、公共施設の老朽化など、課題もあるとしています。今回のクレオ再生の企画もその一つの例と思いますが、中心市街地の再生は多くの成熟都市が抱える大きな課題と述べてもいます。このような状況は想定されるもので、対策のおくれは歴代のリーダーにも責任があることだと思います。

　市民から目指す将来像やコンセプトを求めるのに市民から意見を求めるとしていますので伺いたいと思いますが、私は今回の市の方針であるまちづくり会社という新しい一手法を用いて計画を進めていこうとしたことには新しい着目点かなと思っておりますが、市民の皆さんから寄せられているまちづくりの意見や考え方など、もう少し深くお聞きしたいと思います。

答弁・五十嵐市長
　中心市街地の将来像やまちづくりのコンセプトに関する市民意見につきましては、つくば中心市街地まちづくりヴィジョンの策定に当たり、オープンハウス、シンポジウムの開催、アンケートの実施等を通じて幅広く行ってきました。

　主な意見としては、書店や百貨店、飲食店等の商業機能や図書館や子育て施設等の公共施設を求める声が非常に多くありました。一方で、つくば駅近接へのマンション建設を懸念する声等も非常に多くあったと認識をしております。

　まちづくり会社の手法についても、多くがその新しい手法に期待するものであったと認識しておりますが、行政がまちづくり会社のようなものをやってうまくいくのかという懸念の声もありました。

次号に続く

６月定例議会の日程

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　つくば市議会の６月定例議会は、６月１１日に開催されます。
日程は以下です。

6月3日	定例議会・告示
6月7日	議会運営委員会
6月11日	本会議・議案提案
6月18日	一般質問
6月19日	一般質問
6月20日	一般質問・議案質疑等総括質疑
6月24日	総務委員会・文教福祉委員会
6月25日	市民経済委員会 都市建設委員会
6月28日	本会議・討論・採決